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65 ゴミ屋敷 ページ15

A:青森はやっぱ涼しい・・・



お婆ちゃんの様子を見るために青森までわざわざ飛行機で来たのだ。

お婆ちゃんの事だろうし贅沢な暮らしをしているのだろうと思ったが――



A:うっ・・・



ゴミ屋敷化している。ポストには手紙が入りきらずにはみ出し、外壁にはスプレーで

「ゴミ婆!」と書かれている。 落ちていた紙を見ると近隣住民の苦情が書かれている。

玄関までの道は空いてはいるが周りの庭はゴミが山積みになり、暑さで汚臭を放ち、

野良猫、カラス、ねずみ、ハエがたかっている。

玄関まで歩みを進めると玄関には髪の毛が散乱し、見ていて吐き気を催す。


ドンドン!


A:お婆ちゃん、お久しぶりです。Aです! 開けますよ!



私が開ける前にドアが開いた。ドアの間から手が伸びた、体の赤で黒ずみ、

骨しかないのではないかと思うくらい痩せた手。



お婆ちゃん:Aなのかい?

A:はい、父に様子を見て来いと言われて見に来ました・・・

お婆ちゃん:あぁ、あの馬鹿息子が・・・



声が枯れているのか、出ないのかは分からないがカスカスの声。



A:どうしたんですか、これは・・・

お婆ちゃん:あんたのせいだよ!!

A:!?

お婆ちゃん:あんたが居なくなってから私の人生は滅茶苦茶に・・・あぁ、思い出しただけで
  恐ろしい、あんたさえ、居なければ・・・消えてしまえ、死ね、死ね!!!

A:っ!

お婆ちゃん:あんたがこの世に生まれなければ私は・・・うぅ・・・



ドアから勢いよく出て来たお婆ちゃんの手には包丁が握られている。

シラミが湧き、髪が散った頭、顔も骨見たいで目が飛び出しているように見える。

ハエがたかっている、風呂に入っていないのだろう細い体どうやって動いているのか分からない。

息を荒げに包丁を振り回しながら近づいて来る。



お婆ちゃん:殺してやる!うあああぁぁぁ!



お婆ちゃんを抑えにかかるが、包丁が腕を数十回切った。

腕を抑えていると近所の人がお婆ちゃんの声を聞き、警察を呼んでくれた。

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加州 - 続きが気になって、仕方ないです!更新待ってます、頑張ってください!! (2015年5月3日 9時) (レス) id: d2e649f43c (このIDを非表示/違反報告)
フー民(プロフ) - ただいまです。(`・ω・´)ゝ (2014年5月17日 22時) (レス) id: 5094f21006 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いえいえ、お帰りなさい。おまちしていました。 (2014年5月17日 15時) (レス) id: dcb2fece48 (このIDを非表示/違反報告)
フー民(プロフ) - 長らくお待たせさせてしまいましてすみませんでしたm(_ _)m (2014年5月17日 1時) (レス) id: 5094f21006 (このIDを非表示/違反報告)
フー民(プロフ) - 帰ってきました♪(インターネット接続機) (2014年5月17日 1時) (レス) id: 5094f21006 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鬼の子 | 作成日時:2014年4月3日 9時

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