ど う し て こ う な っ た 【歌い手】

8なのだよ ページ8

『よし。なーくん、一回離れよう。』

な「うん、そうだね。」

今思うとすごい長時間抱き合ってたな…

『結婚式…明日ですn』

さ「Aーーー！！！！」

『……さとみか…ビビった…』

さ「なーくん…結婚は許さないからな…」

な「はいはいw」

『うんwじゃ戻ろうか！』

「「おー！」」

屋上から出て歩き出せば、さとみのバックハグ。

いや、またかよ。

2人と共に他愛のない話をしながら教室へ。

『なぁ〜く〜ん…バイバァ〜イ』

な「ふふ、バイバイ」

さ「バイバーイ…」

さみしいなぁ

なーくんと別れると急にさとみが
バックハグをやめ、正面から抱き締めてきました。


いや、何故。


さ「ん…A…嫉妬…した。」ｷﾞｭｰ

『え。何故』

さ「だって…なーくんといい感じ…だったから……」

泣きそうな声のさとみ。

『……？なんか、ごめんな？』

俺はさとみの頭を撫でてあげた。

さ「ん……A…」

さ「キス…したい…」

『………はい？』


幻聴か？

……そうだよな。うん。

さ「ねぇ…」

『……』

クッソ色っぽい。




てかさ、忘れてたんだけどね。





ここ3年教室前廊下なんだ…

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