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白玉楼階段の闘１ 霊夢 ページ11
私は結界を破りを通り冥界に来ていた。
長い長い上り階段が上まで続いている。多分、上に犯人がいるわね…
「あなた、人間ね」
…！こいつ、妖精が言っていた剣士。
「侵入者だけど、ちょうどいい。貴方の持っている春を、全ていただくわ！
幽々子様の願いを叶えて、
「断ると言ったら？」
「斬ってでも奪い取るわ。死ななければどうということはないけれど。
あなたも亡霊になればいいだけだもの。……もしこのまま行く気なら、容赦なく斬る。覚悟なさい！」
「お前らちょっと待ったぁ！」
と、魔理沙が箒で飛んできた。咲夜も飛んでくる。
「お前の相手をするのは私らだ！！」
「…霊夢、言ったわよね。『完全に倒せるのはあんただけ』って。早く行ってきなさい」
「＿＿＿その剣士は頼んだわ」
私は魔理沙たちにアイコンタクトをすると、一瞬で階段のかなり上まで飛ばされた。咲夜も意外に手助けする気はあったのね。
異変は解決するものだし、巫女の仕事でもある。
急がなくちゃ…
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作成日時：2021年11月28日 20時
