Snow Manの10人目はふわふわぼーい3

4 ラウールside ページ31

僕のせいだ…Aくんも阿部ちゃんも言ってくれていたのに聞かなかったから…

心配してるのに…とかなんで我慢するの…とか色々思ったら言っちゃってた…

後悔でいっぱいになる

)俯く

岩「ラウ、おいで？あっち行こう」

ラ「…ん」

ｶﾞﾁｬ

外に出たら岩本くんが優しく微笑んで手を広げてくれて思わず飛び込んだ

「ぼく…ぼくの…」

岩「うん」

涙が溢れる

「僕のせいでAくんに辛い思いをさせちゃった…」

岩「さっきも言ったでしょ？
ラウールだけのせいじゃないよ」

「酷いこと言った
ちゃんと話してなんて言っちゃいけなかった…」

岩「うん、それはだめだったね？
それがわかったら次にしなきゃいけないこともわかるんじゃない？」

「Aくんが苦しくなったりしないように阿部ちゃんにタイミング聞いてからちゃんと謝る」

岩「俺も謝らなきゃだから一緒に謝ろう」

)頷く

岩「もう大丈夫そうだな」(ニコ

「ありがとう」(ニコ

岩本くんのおかげで落ち着いて涙も止まった

岩「戻ろっか」

ｶﾞﾁｬ

戻るとめめも康二くんも落ち着いた顔でお兄ちゃん達も微笑んでる

ホッと息を吐いた

「阿部ちゃん」

阿「なーに？」

「俺、Aくんに謝りたい
いつなら傍に行っても大丈夫？」

阿)！
「ラウールの気持ちはわかったけどそろそろYouTube撮影始まるから」

「終わった後ならいい？」

阿「わからない
撮影が終わったら様子を見るからそこまで待って」

「わかった」

深「撮影もうすぐ始まるから気持ち切り替えよう」

「うん」

ふっかさんのひと言でみんな切り替えていく

YouTubeだから他のお仕事よりはゆるい雰囲気でやらせてもらっているのがこういう時には助かる

阿『ノア、顔上げられる？』

ガーゼケットを被ったままのAくんに声をかけに行った阿部ちゃん

大丈夫かな

鷹)少し顔を上げる

阿『お仕事…YouTubeの撮影が始まる時間なの
ノアできる？』

鷹)頷く

阿『わかった、行こうか』

あ、立ち上がった

深「阿部ちゃん？A大丈夫？」

阿「大丈夫だよ」

鷹『日本語』

阿「うん、日本語だねw」

いや、日本語って言ってるけど話してるのは英語だよ？w

全−鷹)笑

空気が和んだ

渡「はるって天然だよなw」

宮「かわいいからいいんだよw」

向「そうそうw」

全−宮向鷹)頷く

鷹)阿部の服を持つ

阿「はる、おまじないしとく？」

鷹)頷く

おまじない？

みんなが気になって2人を見てる中、阿部ちゃんは口を開いた

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