3 阿部side ※ ページ30
「ノア!」
Aのところに急ぐ
ラ「……あ」
深「ラウ、今はこっちに居よう」
ラ「はい…」
深「大丈夫大丈夫」
目「俺…」
深「目黒も落ち着いて?大丈夫だよ」
目「はい…」
向「どうしたら…」
佐「康二、一緒に待ってよ?」
向「うん…」
岩「阿部なにか…」
「離れてて!」
後ろでなにか言ってて照が近寄ってくる
悪いけど今は邪魔
岩「…わかった」
照が離れていったのを見てAにガーゼケットをかける
『ノア?亮くんだよ?わかる?』
鷹)見る
)過呼吸
『ごめん、ちょっと触るね』(顔を両手で持つ
鷹)過呼吸
『亮くん見て?』
鷹)見る
『ゆっくり深呼吸しよう
吸って、吐いてー、吸ってー、吐いて』
鷹)深呼吸
『上手上手、もう1回
吸って、吐いてー、吸ってー、吐いて』
鷹)深呼吸
何回か繰り返していくと呼吸が落ち着いてきた
「落ち着いたかな…」
『頑張ったね』
鷹)体育座りで丸くなる
『ノア』(くまを渡す
鷹)受け取る
)ぬいぐるみを抱きしめて丸くなる
Aから離れてみんなのいるところに行く
渡「A大丈夫?」
「とりあえずね」
ラ「僕…謝らなきゃ…」
「それならあとにして、今は刺激するだけだから」
向「あんな風に叫ぶはるくん初めて見た…」
目「離れてって言われたのにしつこくしすぎた…」
佐「それは俺達もだよ」
岩「2人だけのせいじゃない」
翔太と舘様以外がわかりやすく後悔してますって顔して落ち込んでる
言っても聞かなかったくせに
宮「阿部、
「あ、ありがとう」
渡「聞いていい?」
「なに?」
怒ってるからいつもより声もトーンも低くなる
渡「いや…あのさ…Aの過呼吸ってラウが言ったのが原因だよな?」
「そうだね」
言いづらそうに聞いてくる翔太にはっきり答えた
ラ)!!
)俯く
宮「阿部はAがこうなるってわかってたよね?」
「うんわかってた、なんでわかったの?」
宮「阿部がなにか考えてから出て行ったからわかってたのかなって思って」
「そっか」
さすが舘様、よく見てるな
渡「わかってたから2つとも準備してたのか」
「そう」
宮「阿部も落ち着いた?」
「え?」
宮「震えてたよ?」
「あぁ…もう大丈夫」
荒れるってわかってた、もしかしたらって思ってた
でもやっぱり苦しそうなAは何回見ても慣れない
そのうえ大きめなパニックと過呼吸は久しぶりだったから焦ったし怖かった…
すぐ落ち着いてよかった…
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作者名:もちふわぬい | 作成日時:2023年4月3日 23時