2 深澤side ページ12
ジャニーさんの病室を出る
Aは出ようとしなくて何人か声かけようとしたけど
ジャニーさんも滝沢くんもなにも言わなくて、阿部ちゃんもわかってるのかなにも言わずに出てきた
幼なじみってほんとすごいな
「阿部ちゃん」
阿「ん？」
「その…A大丈夫？」
阿「大丈夫、そのうち来るよw」
「待ってるの？」
阿「うん」
当たり前のように返事する阿部ちゃん
「じゃあ、俺も待ってよ」
岩「ふっかと阿部、Aのこと待つの？」
「そうする」
岩「じゃあ俺も」
渡「大人数で居ても邪魔になるから俺らは帰るわ」
「おう」
佐「頼んだぞ！」
岩「なにをだよ！w」
全)笑
ツッコむけどAのことだってみんなわかってる
近くのベンチに座って待つ
深岩阿「……」
ｶﾞﾁｬ
滝「お前ら居たんだ」
深岩阿「滝沢くん…」
滝「そんな心配そうな顔しなくても大丈夫だよw」
深岩阿「はい」
滝「Aは上手くやれてるみたいだね」
深「え？」
滝「大事にされてるのがわかる」
深「大事なメンバーなので」
滝「AをSnowManに託してよかったよ
親離れみたいで寂しいけどw」
滝沢くんの言葉が嬉しすぎて止まっていた涙が溢れそうになる俺達
岩「親離れ？w」
気になってること聞いてくれてありがとう照
阿「ははw」
阿部ちゃんはめっちゃ笑ってるw
滝「笑うなよ〜w
懐いてくれるまで大変だったんだからw」
阿「そうですねw」
深「その話、聞きたい！」
岩「俺も！」
滝「じゃあ待ってる間だけな？」
深岩)頷く
滝「Aに初めて会ったのはジャニーさんが俺達のライブに連れてきた時で、その時はひと言も話してくれなかったんだよw」
俺も照も驚く、俺達が初めて会った時は名前だけだったけど言ってくれたからね
滝「最初の頃は今よりも話せなかったし人見知りも酷かったからねw」
阿「物で釣ろうとしてましたよねみんなw」
滝「Aが入ってきてどこに行くにもジャニーさんが連れて歩いてたから会う人会う人メロメロにしていくのw
みんな仲良くもなりたいし甘やかしたくて仕方なかったから物で釣ってたw
甘やかしたいのは今も変わらないけどねw
日本語の練習も兼ねて個人レッスンの他に先輩や俺達のリハに混ざってたよ」
岩「だからAって覚えるのかなり早いのかなw」
ｶﾞﾁｬ
鷹)？
滝「終わったの？」
鷹)頷く
)？
滝「Aの昔話してたw」
鷹「えぇ…」
深「聞けて嬉しかったw」
岩「また聞かせてくださいw」
滝「おうw」
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作者名：もちふわぬい | 作成日時：2023年4月3日 23時
