ハロウィンの夜 Y.T ページ38
「ただいまー」
って言うと、いつも玄関まで来て「おかえり」って言ってくれる彼女。
でも今日はいない。
リビングも真っ暗。
「いないのか・・・」
ちょっとした寂しさを覚えながら電気をつける。
すると、「祐くんっ」の声とともに後ろから抱きしめられる。
『おかえり』
「ただいま。いたの?」
『うん』
「よかった。ハロウィン1人ぼっちで過ごすのかと思った」
そう言うと、俺の背中に顔をうずめる彼女。
「ねぇ、そろそろ離してよ」
『・・・やだ』
「離してよー」
『・・・やだ』
「離してくれなかったら顔見えないじゃん。声だけなんて嫌だよ」
すると、ゆっくりと腕が離れていく。
振り向くと、真っ黒な衣装に身をつつみ、とんがり帽子を被った可愛い魔女がいた。
「かわいい」
そう言って、kissを落とす。
唇を離すと、真っ赤になった彼女。
とんがり帽子を目深にかぶり、俺から逃げるようにソファに座った。
「魔女さーん」
それを追いかけるように、俺もソファに座る。
「おいで?」
腕を広げると抱きついてくる。
俺も、背中に腕をまわす。
「好きだよ」
魔女になった君も。
「あ、そうだ」
『どうしたの?』
「あれ言って。トリック・オア・トリートって」
『嫌だよ』
「えー、言ってよ。ね?」
すると、少し照れながら、
『・・・とりっく おあ、とりーと///』
恥ずかしそうに俯く君を抱き寄せて、
「お菓子じゃなくて、俺をあげる」
そう言って、キスをした。
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シゲゆゆ(プロフ) - もっちさん» はーい! (2016年6月26日 17時) (レス) id: 37f273be28 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - シゲゆゆさん» ホムペ作ったから、そこ行って!えっと、パスワード掛けてるの。「0915」だよ。 (2016年6月26日 17時) (レス) id: 3f05aa9af6 (このIDを非表示/違反報告)
シゲゆゆ(プロフ) - もっちー来ました!えーとどこにいけばいい? (2016年6月25日 22時) (レス) id: 37f273be28 (このIDを非表示/違反報告)
桃色リンゴ - 了解です(^_^)v (2015年12月3日 18時) (レス) id: f649bc03dc (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 桃色リンゴさん» 投票ありがとうございます。図々しいのですが、別にアンケートを作ったのでそこにも投票してくれるとありがたいです。 (2015年12月3日 0時) (レス) id: 3f05aa9af6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もっち | 作成日時:2015年8月10日 2時