NEWS短編小説

風邪　S.K ページ22

『ふふっ、・・・美味しい』

「無理すんなよ？」

『・・・うん』

珍しく、彼女が風邪を引いた。お粥作ってやったけど、食欲が落ちてるのか完食できそうにない。

『・・・もういいかも。ありがとう』

「じゃあ、あったかくして寝てろよ？」

『・・・うん、分かった』

ほんとは、心配だしずっとついててやりたいけど仕事で叶いそうにない。

『シゲ、キスして』

「しょうがねーな(笑)」




chu




優しくキスをした。

『ありがと。おやすみ』

「ん。おやすみ」







.







.







仕事が一段落して、寝室に様子を見に行く。

まだ身体が熱いけど、さっきよりは呼吸が安定している。

寝ている彼女を起こさないように静かに横になり、彼女の頬に手を伸ばす。

「・・・早く、良くなれよ？俺、お前が元気じゃないと、調子狂う」

暗い部屋の中で、君にキスを落とした。









テゴにゃんの子猫さんからのリクエスト作品です。風邪シリーズです。

リクエスト受けてから何日たっていたのか分かりませんが、私事でかなり遅くなって

しまいました。ごめんなさい。

この作品は、看病してもらうNEWSと看病してあげるNEWSを書いてみました。

どうだったでしょうか・・・？

テゴにゃんの子猫さん、ありがとうございました。

引き続き、リクエスト等ありましたら、お待ちしております。

9.14 もっち

NEWS HappyBirtuday！！　Y.T→←風邪　Ｋ.K

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