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あの時あの少女は、一体、なんと言っていたのだろうか________
「んァっ?!」
勢いよく起き上がると、そこは、私の自室であった。
白と黒を基調とされたシンプルなデザイン。
私は、この空間が1番好きだった。
さっきの人はさっきの痛みは、一体、何だったのだろうか。
嗚呼、分からないなぁ。
「夢かなぁ」
そう呟きながらいつも通り、ベットから降り____
「ッァ!」
れなかった。
否、降りたのは降りたけど、視点がおかしい。
私は、女子の中ではかなり高い、170糎代だった筈だ。
なのに今では、かなり低い。
「あ、あれぇ。」
いつもより声も高く、髪は少し短い。
手はふっくらとしていた。
訳が分からず部屋を見渡していると、机に目がいった。
勉強に使うために、小学生くらいに買ってもらった机。
最近では殆ど使わなくなって、埃が溜まっていた。
その机の、落ちそうで落ちない所に手紙が置いてあった。
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もぐ@低浮上(プロフ) - 雷くんさん» 姫君と呼ばれたい願望から出ました (2021年4月5日 10時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
雷くん - 芥川の姫君でやられましたby男 (2021年4月4日 21時) (レス) id: d66c9fae33 (このIDを非表示/違反報告)
もぐ@低浮上(プロフ) - YUKIさん» 有難う御座います (2021年4月4日 19時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - とても好きな物語でした。続き頑張って下さい。 (2021年4月4日 15時) (レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
_R_@低浮上(プロフ) - 瑠璃さん» またまたコメント有難う御座います! (2021年3月21日 14時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もぐ | 作成日時:2021年3月11日 15時