彼女の願いは (ページ3)

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『くあああモテたい!!』

ハルヤ「そう言ってるやつこそモテないよね。」

『何で教室入ってすぐ私に声かけるの。』

あなたが私は嫌い。

何故ならモテないことをからかってくるから。

…いやまあ出席は前後だけど。

一々うざいことに変わりはないっていうか。

ナツメ「今日も二人は仲いいね。」

ニコニコ可愛い笑顔でそんなことを言う。

ごめん、今ののどこを見てそう思ったか教えて←

ハルヤ「まあね。」

『毎日喧嘩売ってるやつがよく言ったよ…。』

せめてもう少し優しくしてくれないかな？

ナツメ「あ、そうだAちゃん、今日どこか遊びに行こう！」

『いいけど、いつもの用事は？』

ナツメ「ああ…忘れてた。」

忘れる程度のことなのか←

ナツメ「たまにはAちゃんと遊びたいのに…。」

『あー確かに。ナツメちゃんがいつも行ってるところ行けたらいいのに。』

ハルヤ「行かなくていいんじゃない。」

『私がいつ君の反感を買ったのかだけ教えてほしいかな。』

ハルヤ「別にそういうわけじゃないけど。」

そうじゃなきゃおかしいでしょ。

ナツメ「じゃあ、Aちゃん今日来る？」

『いいの？』

ナツメ「…Aちゃんなら私達が何もいないところに話しかけてても

絶対引いたりしないと思うから大丈夫。

…引かれたら悲しいけど、一緒にいたいから来て。」

『お、おう。』←

いやまあ、引かないから大丈夫なんだけどね？

＊