俺はモテたいです！！！【男主】

モテない俺の35日目 ページ40

「んー。」

『エリス嬢、決まりましたか？』

無事エアコン修理の予約を出した俺はエリス嬢と共にコンビニでアイスを買いに来ていた。

「いちごと、バニラ、、、。うー。どっちも食べたいわ……。」

『両方食べてはいけないのですか？』

「リンタロウが食べ過ぎは良くないってしつこいくらいいうのだもの。」

『なるほど……じゃあ、半分こしますか？』

「いいの！？」

ばっ、と顔を上げたエリス嬢は目をキラキラさせて俺を見上げた。

嬉しそうだなぁ。

『ええ、では買いましょうか。』

「うん！」

、



、



、


「ん〜！」

『うまぁ。』

近くの椅子に二人で腰を下ろしてアイスを食べる。

はぁー、やっぱ暑い日にはアイスだよなぁ。

「A！A！アイス！」

『はい、どうぞ。』

そう言って俺は持っていたバニラアイスをエリス嬢の口へ運ぶ。

「んっ、こっちも美味しいわ！」

エリス嬢は幸せそうに顔の横に手をおいている。その姿をほっこりとしながら眺めたいると、今度はエリス嬢がスプーンを差し出してきた。

「はい！Aも！」

『ありがとうございます。…美味しいですね。』

俺とエリス嬢はアイスを食べ切る時まで雑談を含めゆっくりした時間を楽しんでいた。




「本当に何処に行ったんだぁい！？エリスちゃーん！！」

『あっ、森さんの声ですね。…そろそろ行ってあげては？』

「そうね、今日はありがとうA！楽しかったわ！」

『えぇ、暇があったらまたいつでも行きましょうね。』

「うん！またね！A！！」

『えぇ、また。』

こうして俺とエリス嬢の楽しい休日は幕を閉じた。


…エアコン、壊れてよかったかもなぁ。

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