JUMPの腐女子な紅一点 Ⅴ (ページ8)

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中島side

Aを慰めて俺たちは楽屋へ戻る。その途中で山と大ちゃんにあった。

『えっ、なんで2人ともそんなボロボロなの』

知「ちょっと涼介。あとで話があるから来てね」

山「は、はい」

知念が山を睨みながら楽屋に到着。多分知念は内心、

〖大貴のことお願いとは言ったけどそういうことじゃないんだけど〗

って思ってると思う···笑

『あーお腹すいたなぁ』

有「あの、A」

『ん？』

有「さっきはごめん。励まそうとしてくれてたのにあんな酷いこと言って」

大ちゃん···

『ううん、私もごめんね、しつこくしちゃって。今度からはもう少し静かに慰める！』

そういうことでもないと思うけど···w

ちなみに、この話をしてる楽屋の端っこでは知念が山にちょっとオコでした。

知「大貴のことお願いとは言ったけど！殴り合うならせめて顔はさけてよね！」

山「だ、だって···」

知「まあそれで大貴が立ち直れたみたいだから別にいいけどさ···ありがと、涼介」

山「ち、知念ー！！」

はい、やまちねごちそうさまです。

『ところでなんで山ちゃんと大ちゃんはそんなボロボロなの？』

有「なんでもねぇよ。な、山田」

山「え？ああ、ね、ちょっといろいろあったんだよな」

有「そうそう」

『えっ、まじか。まさかのありやま！？』

山「うるせぇよw」

俺たちも何があったのか知らないけど、なんとなく予想はつく。だからこそ俺たちからは何も言わない。

有「山田、ありがとな。」

山「だから、別にいいってば。俺は何もしてないよ」

有「いや、どうしてもお礼は言いたかった」

山「···そっか。でも俺も大ちゃんに言いたいこと言えたし！こっちこそありがと」

有「···ああ。」

山も大ちゃんも、なんか前よりスッキリした顔してるしさっきよりお互いをさらけ出してる気がする。

『ありやまが···めっちゃ仲良しになってる···！？なんで！？私が空き部屋にいた空白の時間になにが！？』

···おそらくその空白の時間が山と大ちゃんにとってはお互いをさらけ出す時間になったんだろうね。

よかったね、山、大ちゃん。

＊・＊・
はるきさんリクエストでした！

はるきさんありがとうございます！