もう１人の先輩の存在。 ページ4
そして
私達の教室に遊びに来るのはジミン先輩だけではなく
―ガラガラ―
…ほら、噂をすれば。
女子達の歓声が沸き起こる。
その人物は、私の目の前で立ち止まって
？『おはよ、Aちゃん。
ハナちゃんも、おはよ！』
HN『あ、テヒョン先輩おはようございます』
『…おはよう、ございます』
キム・テヒョン
ジミン先輩の親友…だと、私は認識してる。
何故かって？
確か同じクラスだし、同じ部活だし
行動を共にしてるのを、たまに見かけるから。
…違ってたら申し訳ないけど。
TH『あ、Aちゃん髪型変えた？』
「え？何で分かったんですか？」
TH『やっぱり？何だか昨日と少し違うからそうかなーって。前髪切ったせいかな？
それに、シャンプーの香りも違うよね？』
「…当たりです」
TH『やった♪当たってた』
そう言って嬉しそうにガッツポーズをしてみせるテヒョン先輩。
…何だか可愛いな。
テヒョン先輩は、こうやっていつも
私の変化に気づいてくれて
TH『うん、俺はその香りの方が好きだな。
前髪も、切って正解。可愛い』
こうやって、いつも誉めてくれて
そして
TH『俺はね、Aちゃんの事なら何だって分かるんだよ？』
無意識に、ドキドキさせてくる。
…そんな人。
TH『あ、もう教室戻らないと！じゃあね！』
「あ、はい…」
TH『二人とも、今日の練習試合観に来るでしょ？』
HN『はい。そのつもりです…ね？A？』
「え？あ、はい！」
TH『…そっか。じゃあ、ジミンに負けないように頑張らないと』
「頑張って下さいね」
TH『うん、ありがとう！その言葉で今日１日頑張れる。じゃあまた放課後』
「…はい」
テヒョン先輩が去ったあと
ニヤニヤしながら私を見てくるハナ。
「…なに」
HN『ん？テヒョン先輩って、相変わらずAに甘いなーって』
「……そう？」
HN『絶対先輩、アンタに気があるよね』
「え、いやないよ、それは絶対にない！」
…向こうは人気者の先輩。
だから
私なんか好きになる筈ない。
…うん、絶対そうだ。
「…あり得ないよ、そんなの」
HN『(A、鈍感すぎる)』
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カナ(プロフ) - すごく面白いので、続きを作ってくださるとうれしいです!!!!お願いします！！！！！！ (2021年1月24日 8時) (
レス) id: 7398bce3e2 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - なんか皆さん私がモテてどうすんだ知ってて嬉しい w w w (2019年8月3日 19時) (レス) id: 6db86a0412 (このIDを非表示/違反報告)
団長の店 - ありがとうわたモテ。 (2019年2月12日 21時) (レス) id: 9412a332ce (このIDを非表示/違反報告)
armyアイス - わたしがもててどうすんだ好き (2018年12月6日 14時) (レス) id: 9a547eb5a4 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - 私がモテてどうすんだのパロですか？ (2018年11月25日 10時) (レス) id: 01aff49125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くうぉりしぴる
| 作成日時：2018年4月5日 21時
