緊張の登校。 ページ30
朝、新たな制服を見に纏って
ユンギオッパに見送られ
いつものようにホソクオッパの車の助手席に乗り込んだ。
ホソクオッパの運転中の顔にちらりと視線を向ける。
…うん、やっぱりカッコいいや。
『何？俺の顔になんか付いてる？』
「え？いや、なにも」
…ヤバい。ついつい見つめすぎちゃった。
暫くして、いつもの場所で降ろしてもらい
オッパとお別れして、校門をくぐる。
…何だか視線が痛いし
私を見ながら何やらざわめいている生徒達。
…やっぱり“誰？”って感じだよね。
そして、自分の教室に入って
真っ先に向かったのはハナの席。
彼女の肩に手を置いて
「おはよう、ハナ」
いつものように挨拶をした。
すると、私の姿を見るなり
驚いたような表情を浮かべるハナ。
そりゃ当たり前か。
この姿で会うのは初めてだもんね。
『え、もしかして……A！？』
「うん…ビックリしたでしょ？」
『本当にビックリしたよ…声かけられた時一瞬“どちら様？”状態だったもん』
「…だよね」
まじまじと私の全身を眺めるハナ。
すると、突然小さな声を上げた。
『ねえ、もしかして昨日…ファミレスに居た？』
「うん。ユンギオッパと一緒だったけど…何で？」
『え？いや、何でもない！！』
そう言った彼女の表情は、安堵と嬉しさが入り雑じっている。
「というかハナもあのファミレス居たんだね？」
『うん。家族と一緒にね』
「えー？それなら声かければ良かった…」
『気付かなかったなら仕方ないよ。
それより、Aが元気そうで何よりだよ！』
「うん…心配ごめんね？」
『そんな気にしないで良いよ』
そして、お互いにハグをする。
…やっぱり親友って良いな。
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カナ(プロフ) - すごく面白いので、続きを作ってくださるとうれしいです!!!!お願いします！！！！！！ (2021年1月24日 8時) (
レス) id: 7398bce3e2 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - なんか皆さん私がモテてどうすんだ知ってて嬉しい w w w (2019年8月3日 19時) (レス) id: 6db86a0412 (このIDを非表示/違反報告)
団長の店 - ありがとうわたモテ。 (2019年2月12日 21時) (レス) id: 9412a332ce (このIDを非表示/違反報告)
armyアイス - わたしがもててどうすんだ好き (2018年12月6日 14時) (レス) id: 9a547eb5a4 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - 私がモテてどうすんだのパロですか？ (2018年11月25日 10時) (レス) id: 01aff49125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くうぉりしぴる
| 作成日時：2018年4月5日 21時
