ルパン三世専属記者

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『ｯとっつぁん…！？』

私は慌ててスマホでルパンにメッセージを送る。

A馬鹿ルパン!何とっつぁん連れてきてるのよ!

すぐに既読がついた。

ルパンマジ?とっつぁんも日本に来てたのか

どうすんの︳

幸一「どうも、三日月さん！」

『わっ、ｯと、』

打ち掛けのスマホが手から滑り落ちそうになり、慌ててキャッチする。

落とさずに済んだことにホッと胸を撫で下ろしながら、後ろを向く。

『お久しぶりです、銭形警部。どうしてこんなところに？』

ニッコリと笑顔を作る。

幸一「何となくルパンが日本に来るような勘が働いたので、来たんですよ！」

凄いわね、その勘。

本当どうなってるのかしら、とっつぁんのルパンアンテナ…。

『そうなんですか！銭形警部が居るならいい記事が書けそうです。警部居るところにルパンあり！ですからね。』

幸一「いえいえ、そんな…！」

褒めてないわよ？

ていうかルパン、早く来て…！

顔が引き攣って来たわ…！

幸一「ん…？この荷物は…？」

『ｯ、あぁ、これは…』

なんて言い訳しよう…。

ルパン「すみません、三日月さん！トイレ混んでて…！」

ナイスタイミング！ルパン！

『彼のです。』

先程の優男が走ってくる。

幸一「三日月さん、この方は？」

『えーと…臨時マネージャーです。私のマネージャー、ちょっと遅れて日本に来るので。』

ルパン「どーも、石川大介です。」

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