ルパン三世専属記者

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翌日、貰った家で次元達と落ち合った。

ベルモットの事を伝えた時の反応は、それぞれだった。

大介「なにぃ！？ハリウッド女優のクリス・ヴィンヤードがシャロン・ヴィンヤードと同一人物だと！？」

五右衛門「しかも犯罪組織の幹部だったとは…。」

大介「かぁ〜っ、女は怖いぜ。」

次元はボルサリーノを深く被る。

ルパン「Aちゃん、それどこで知ったの？」

パソコンを持って座ろうとすれば、ルパンは自分の膝の上へと私を促す。

それに甘えてルパンの膝の上に座って寄りかかれば、後ろから抱き締めてくる。

『この間、暇だったから警察庁ハッキングしたら組織の事が書かれてたの。それで知ったわ。あとは勘。偶然昨日会ったから、挨拶してきたの。』

ルパン「昨日って…俺が1人でホテルに戻った時じゃねぇの。」

大介「暇だからハッキングって…話がぶっ飛んでんな。」

向かいのソファに寝転んで次元が言った。

『元々やってる事ぶっ飛んでるのに、今更じゃない？』

大介「はっ、違ぇねぇや。」

ルパン「そんで？Aちゃんは今、なにやってんの？」

後ろからパソコンを覗き込んでくる。

『ハッキングしたとき、その組織のNOCリストを覗いたの。その時リストに載ってた人が、ベルモットを呼びに来てたから、誰だったか思い出す為にもう一度ハッキングしてるの。』

五右衛門「のっくりすと、とはなんだ？」

『"Non Official Cover"。犯罪組織を壊滅させる為にその組織に潜入捜査してる各国の警察官…スパイの情報が載ってるリストの事よ。そこに確かあの男が居たはず……お、ビンゴ。』

私は1人の男を拡大させる。

『降谷零……。所属は警察庁警備局警備企画課。通称"ゼロ"と呼ばれている警察組織よ。年齢は29歳。』

不二子「あらやだ、可愛い顔してるじゃない！」

後ろから声がして振り返ると、不二子がルパンの頭に胸を乗せて覗き込んでいた。

不二子も来ていたのね。

気まぐれだから来ないかと思っていたけれど。

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