ルパン三世専属記者

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ルパン「フードコート行くまでに後で見たい店選んどけよ？」

『うん。』

雑貨屋、本屋、服屋。

ある程度見たいところが決まると、ちょうどフードコートに着いた。

『結構埋まってるわね。』

ルパン「まぁ〜この時間帯だからな。」

その時、ちょうど向かいあわせのテーブル席が空いた。

ルパン「ラッキー♡じゃ、Aちゃん、席座って待っててね。俺飯買ってくっからよ。」

『ありがとう。』

ルパン「うどんで良かったよな？」

『えぇ。』

そう言うと、鼻歌を歌いながら歩いていった。

私は席につき、スマホでメールが来てないか確認する。

『………ん？』

その時、隣から視線を感じる。

眼鏡の少年と、1人の女性。

…何かしら。

顔になにかついてる？

スマホの画面で顔を見るけれど、特に何もついていない。

『…あの、なにか？』

声をかけると、女性は慌てる。

？「す、すみません…！」

『あぁ、いえ、怒っている訳ではなくて…。何か用かしらって。』

？「えっと…人違いだったら申し訳無いんですけど……三日月Aさん、ですか？ルパン専属記者の。」

申し訳なさそうに聞いてくる。

『えぇ、そうですよ。』

？「！やっぱりそうですよね！」

『でも、今はプライベートなので…秘密にしてくださいね。』

人差し指を唇に当ててウインクする。

不二子に教わったけれど…効果あるかしら。

すると女性は顔を赤くする。

効果アリ、ね。

しかし、隣の坊やはこの女性とは違う意味で見てきている。

何か、探るような。

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