ルパン三世専属記者

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午後23時30分。

「出ました、ルパン三世です！」

カメラに向かって1人のアナウンサーが言う。

ルパン「Aちゃぁ〜ん！Aちゃんは何処に居るかなぁ〜？」

ルパン三世はアナウンサーの名前を呼びながら群衆の中を上から探す。

ｱﾅｳﾝｻｰ《三日月さん、行ってきてください！》

スタジオのアナウンサーがウキウキとした様子で伝える。

「え…と、行ってきます…でいいんでしょうか…？」

カメラマンから、カメラ機能が搭載された眼鏡を渡される。

ｶﾒﾗﾏﾝ「ここで映像撮れますので。」

「…拒否権ないですね。」

ルパン「Aちゃん見ぃっけ！」

そういったルパン三世は一直線にアナウンサー……三日月Aの元へと走る。

あと少しで辿り着くという時、目の前にICPOの銭形幸一がルパン三世の前に立ちはだかる。

ルパン「げぇっ、とっつぁん！？なぁんでここに居んだよ！」

幸一「ルパン！今回も三日月さんを連れていこうとするのは分かっていた！こうして三日月さんの前で待機しているとは知らずにノコノコと近付いて来おって！今日こそ逮捕だ！」

飛びかかってくる銭形をルパン三世は何とか避け、三日月を姫抱きする。

ルパン「ほんじゃ、毎度の如く姫さん頂いてくぜ！」

ｶﾒﾗﾏﾝ「あ…はい……。」

カメラに向けてウインクをし、銭形から逃げる。

幸一「ぐぬぬ…待て！ルパァァン！！」

逃げるルパン三世を銭形と警備員達は追いかける。

ルパン「行くぞ、次元！五右衛門！」

ボルサリーノを被った男と、侍の男に声をかける。

大介「あぁ。」

ボルサリーノの男……次元大介。

五右衛門「承知。」

侍の男……石川五右衛門。

2人はルパンの後ろを走る。

幸一「ルパァァン！！逮捕だああああ！！待てぇぇえええ！！」

ルパン「んふふふ、待てって言われて待つわけないでしょ〜！」

大介「なんだ、A。またルパンに攫われたのか。」

五右衛門「女子を毎度の如く攫うなど……。」



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私事ですが、今日は作者の誕生日。


おめでとう、私。


ハッピーバレンタイン、皆

2月14日

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