萩原カップルのL〇NEのやりとり

喧嘩　2 ページ12

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研二仲直りしたい
A私も
研二ごめんね
A私もごめん

顔をあげれば、萩原くんと視線が絡む。

思わずふっと笑ってしまう。

目の前に居るのに、変な感じ。
研二Aちゃんの我儘はなんですか?
A私の我儘は、今日する予定のデート、したいです

ガタンッと勢いよく立ち上がった萩原くんはテーブルに何処かをぶつけた後、大人しく座る。

笑いを堪える私と、何処かを抑えて痛みを堪える萩原くん。
A大丈夫?
研二膝打った
Aそれは痛い
研二爆笑してるじゃん
A心配はしてるよ
研二デートしよ
Aうん
研二俺もしたい
A仲良く手繋ぎたい
研二する
Aじゃあ、このまま話さず準備しよ
研二え、話さないの?
Aうん
研二俺は声聞きたい
A準備して、家から出たらね
研二…分かった
私は立ち上がって準備する。

この間萩原くんが似合うと言って買ってくれたワンピースを来て、萩原くんの瞳と同じ色のピアスをする。

必要なものを鞄に詰めて、靴を履いて家を出る。

暫くすると、萩原くんも家を出てくる。

萩原くんのコーデは、私のワンピースと色合いが似た、カップルコーデにも似た格好だった。

『……似合ってる。カッコイイよ。』

研二「Aちゃんも。すっげぇ可愛い。」

萩原くんは家の鍵を閉めて私と手を繋ぐ。

『こっちがいいなぁ。』

私が指を絡めれば、萩原くんもギュッと絡めてくれる。

研二「さ、どこ行こっか。」

『そうだなぁ……萩原くんとだったら何処でもいいよ。』

きっと、どこに行っても楽しいだろうから。

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