Ⅳ.無口少女は実力派エリートの妹だった！？【ワールドトリガー】 (ページ6)

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深「もうちょい腕を上に上げろってさっきから言っとるやろ」

莉「そんなに最初からきつくしないで下さい。まだ、10歳なんですよ」

深「そない言ってもな…」

そう今まさに師匠こと深海智稀さんに基礎を習っているところである

そう“キソ”を習っている

深「あー考えてもどうにもならへん。A、お前は今のやつはキツイか？もう少し優しいのがええか？」

あ「いいえ、私の基礎体力がないものですから、今のままでいいです」

深「そうか。このままで進んで行くけど無茶はしなさんなよ」

あ「心得ました！！」

深「ええ返事や！」

と、まあこんな感じにこのキツさで訓練？運動？…鍛錬？が続いて行く形になりそうです

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半日後…

あ「よし！今日の分はすべて終わりました！！」

莉「お疲れ様。ふふ…女の子なのに地面に寝転がってはだめよ」

深「女とかそこは関係ないやろ」

莉「まぁ！あるんですよ。はい、Aちゃん、智稀さん」

莉信さんはそう言いながら私と師匠にポカ◯をくれた

でも今日は初日だけどすごく動いたな

明日筋肉痛になりそうな勢いかな？？

深「そや、ちゃんと疲れはとれよ。例えば、家でストレッチするとかアイシングしてやるとかな」

あ「はい、わかりました！」

筋肉痛になるって前提かもしれない…

迅「おーい、A！」

悠兄の声が聞こえたので見てみると迎えにきてくれてたみたいだ！

深「お？悠一の迎えか」

迅「はい、もう遅い時間ですし迎えはいるかと思いまして」

莉「実際に会うのは初めてですね、深海莉信と申します。よろしくね！悠一君」

迅「はい、妹のAをよろしくお願いします」

ギュルルルルル……

あ「おなかすいた」

莉「もしよかったら夜ご飯もご一緒する？」

迅「またいただきます。今日は母さんに準備してもらってますので」

莉「そう、じゃあ明日ね」

迅「伝えておきます。A、帰るぞ」

あ「あ、ちょっと待って！」

私はすぐに立ち上がり悠兄のそばに行った

あ「今日はありがとうございました！また明日もよろしくお願いしますね」

深「おー、ちゃんと疲れとれよー！！」

あ「はい」

迅「じゃあ帰るぞ」

あ「うん」

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