29話 ページ32
すごい見渡せるところなのです!
本当に空き地とは思えないほどなのです!
水貴さんも見えましたし、そろそろ決着もつきそうです。
私の相棒ちゃんで一発で仕留めよう
おっと、ヤバイ状態じゃないですか
あ!瑠梨が引っ掛けられてこけたし!!!
まぁ、作戦のうちとは言いますが
貴「さすが、水貴さんの妹です!」
狙いがぴったりなのです!
貴「ジャストなのですよ、瑠梨!」
_____
瑠梨side
瑠「あー、そろそろヤバイかも…」
水「今回の作戦は、Aちゃんが考えたものではないだろう?だって、Aちゃんが後ろに回ってるしね。しかも、ここは一番見晴らしのいいところだ。おおかた、Aちゃんの相棒で僕をヤろうという算段だろうが…でも、今回は気づくのに少し遅かったね」
パンッ
瑠「うわぁぁぁ、ギリギリ。でも、兄ちゃんに作戦を読まれてからダメだな」
拓「なんで、水貴さんが負けてるんすか?」
水「おそらくAちゃんが早くしたんだろう。じゃないと、僕が避けていたからね」
拓「なんすか、水貴さんもAも変態すか?」
貴「変態なんて酷いのですよ、拓」
瑠「あ、た、助かった。ありがとう、A!」
貴「いえいえ、やり返してやっただけなのですよ」
水「ひどいなぁ〜、でもさすが我らの司令塔だね、A?」
ほんと、みんなが認めるのもわかる気がする
貴「瑠梨!どうしたのです?どこかいたいのですか?」
瑠「ううん、大丈夫です!お兄ちゃん、何か奢って!」
水「いいよ、今日は瑠梨だけ二連勝だからね」
拓「焼肉だろ!」
貴「さすが、拓なのです。でも、気分が一緒なのが解せんのです」
拓「悪かったな!」
瑠「私も焼肉がいい」
水「じゃあ決まりだな」
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作者名:_raU_ | 作成日時:2015年3月8日 23時