Destiny?(T.nishijima)

Story10 ページ10

真「なあ、皆で泊りがけでスノボ行かへん？」


高校1年生、冬休みが来月に迫っている頃だった。



「えー、寒いじゃん。私パス。」


千「私行きたーい、楽しそう！」


隆「お、いいねー。俺乗った。」


真「3人で行くんか？それは違うで、Aも行こうなー」


「いいじゃん、3人でも。」


真「ダメやって！にっしー邪魔やん！」


「うーわ、何かやらしいこと考えてるー」


真「俺は健全な男や！」


千「やだ、真ちゃん！」


「ああ面倒くさっ」


なんて言ったー今ーと後ろで叫んでいるのを無視して
トイレに行こうと立ち上がる。

が、握られた左腕が動かない。




隆「行こうよA」


「私滑ったことないし滑れないもん」


隆「俺が手取り足取り教えてあげるじゃん。」


「いいよ、そんな事してたら隆弘楽しくないでしょ。」



と言いながら、手取り足取り教えて貰っている自分を想像したら
顔のニヤケが止まらない。



隆「嬉しそうな顔して。決まりね。」


「えーまだ行くって言ってないじゃんー」





"顔に本当は行きたいって書いてある。ツンデレか？"



君は笑って二人の元へ戻っていった。

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