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Story9 ページ9

付き合いだしたことは、誰に言う訳でもなかったけど
隆弘が先輩からの呼び出しを断る度に言うから
いつの間にか広まっていった。


真「お前ら付き合いだしたらしいやん!なんで教えてくれへんの水臭いわ〜」


「えーなんかわざわざ言うことでもないかなあと思って。ごめんごめん。」


真「冷たいなー千晃ー」


千「ほんとだよー!噂で聞くことになるなんてちょっと寂しい…」


「ごめんね…」


真「ま、ええけど!俺らもとっくの昔から付き合ってるし!」



…?


「え、そうだったの?」


真「気づいてなかったんか本間に…
普通見てたら気づくねんけどな!
お前ら二人特殊すぎてな。」


隆「お前らってなんだよ、俺は知ってたよ。」


「えーそうなのー!私だけか…」



私と隆弘は付き合っていなくても一緒にいたし、
手つなぐなんて昔からだし


確かに二人が手をつないで帰っていたけど
この二人も昔から一緒にいるし、
別に普通のことだと思ってそれ以上何も思わなかった。



真「お前らに言ってしまうと
変な感じになっても嫌やなあと思って
今まで言わんかったけど、
これからは存分にイチャイチャしようなー、千晃!」


千「そうだねー、真ちゃん!」


隆「俺らもなー、A!」


「そうだねー、隆弘」


隆「…っえ」


「えって何よ。帰る。」




"嘘だよ"




そういって私の髪を撫でるあなたの手。
昔から知っているはずなのに、
何かが違うように感じたのは何でだったんだろう。



優しく微笑みかける君の顔が
愛しくて愛しくて
胸が苦しいよ。


隆「ん、どうしたA?具合悪い?」


「隆弘が好きすぎて具合悪くなってきた。」





"なにそれ反則。"


そう言って君は付き合って二度目のキスをくれた。

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作品ジャンル:恋愛
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うらら - かっこいい。かっこよすぎて、しぬ。www (2016年6月16日 5時) (レス) id: 2aaa6ea1ad (このIDを非表示/違反報告)
mosso(プロフ) - ありがとうございます。ぼちぼちになってしまいますががんばります。 (2016年6月5日 23時) (レス) id: bf0732ce1b (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - にっしーが、大好きで読んでてすごく楽しく続きが、楽しみです。頑張って下さい((o(^∇^)o)) (2016年6月5日 23時) (レス) id: 9d55638541 (このIDを非表示/違反報告)
いちえ(プロフ) - 更新、楽しみにしてます! (2016年6月5日 20時) (レス) id: 2dd112bd43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mosso | 作成日時:2016年5月27日 10時

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