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Story7 ページ7

高校生になった。



ダンス部がある高校は一つしかなくて、
皆同じ高校に入学した。


高校生になった君は


背も高くなって
髪の毛は茶色になって
元々からよかった顔は一段と良くなっていた。


この高校のダンス部は
イベントがあるたびに
生徒の前で踊る機会があって、
皆の目に触れることも多く、




その中でも一段と目立っていた君は
入学して半年が過ぎるころには
毎日のように女の先輩に呼び出されていた。



真「ええんかA〜?
今の先輩めっちゃ可愛かったで〜?」


「別にええんとちゃうー」


真「あ、お前今絶対馬鹿にしたやろ!」


「してへんよ〜」


真「絶対してる!大体お前らはなあ、関西弁を馬鹿にしすぎ…」





"ほんまにええんかAー。隆弘ちゃん取られちゃうよー"






いつの間にか後ろにいた君。




「あれ、えらい早かったじゃん。」



隆「だって喋ることないもん、
知らない人だよ。」


「なんてこと言うの、可哀想じゃん。」


隆「Aなんて呼び出されても
行きもしないらしいじゃん。
そんな冷たい人に言われたくないですー」


「知らない人に呼び出される理由が分かんないもん。」


真「似た者同士やな。」


千「ほんとほんと。」


「あれ、千晃いつからいたの?」



えーひどーいと叫んでる千晃を無視して、
家に帰ろうと自転車の鍵を回す。



隆「もう帰んの?じゃあ俺も帰るわ。」


「あ、そう。じゃあねー、お二人さんまた明日ー!」



二人とも自転車なんだから乗って帰ればいいのに


乗ったらすぐ家着いちゃうから嫌だとかいう
隆弘のわがままでいつも二人並んで自転車を押しながら家に帰る。



学校でもずっと喋ってるから、
帰り路はほとんど無言。



でもこの無言の空間が心地いいんだ。



なんて口に出したら君はなんて言っただろうね。

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作品ジャンル:恋愛
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うらら - かっこいい。かっこよすぎて、しぬ。www (2016年6月16日 5時) (レス) id: 2aaa6ea1ad (このIDを非表示/違反報告)
mosso(プロフ) - ありがとうございます。ぼちぼちになってしまいますががんばります。 (2016年6月5日 23時) (レス) id: bf0732ce1b (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - にっしーが、大好きで読んでてすごく楽しく続きが、楽しみです。頑張って下さい((o(^∇^)o)) (2016年6月5日 23時) (レス) id: 9d55638541 (このIDを非表示/違反報告)
いちえ(プロフ) - 更新、楽しみにしてます! (2016年6月5日 20時) (レス) id: 2dd112bd43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mosso | 作成日時:2016年5月27日 10時

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