Story44 ページ44
仁「おいちょっと飲みすぎじゃね？やめとけよー、帰るぞそろそろ。」
ステージが終わって気付けば何時間か経っていて周りのお客さんはほとんどいなくなっていた。
「今日はなんか気分がいいの。もうちょっと飲む！」
普段はいくら飲んでも酔わないのに
都会の雰囲気にやられたのか気分がよくなってきて、
さすがに酔いがまわっていた。
「ちょっとトイレ」
仁「ついていこうか？」
「いらない、酔ってない！」
とは言ったものの足があまり言うことを聞かない。
「まじで飲みすぎたな…」
なんとかトイレに行って
座りながら寝そうになったけど、仁に怒られると思ってすぐに立ち上がり外へ出る。
外へ出た瞬間
目の前が真っ暗になった。
酔っ払った頭では
抱き締められてると認識するのに随分と時間がかかった。
"Aっ…！"
あーだめだ私。
隆弘の声が聞こえる。
「ちょっと仁、ふざけてないで離して」
隆「仁って誰？一緒に歌ってた男？」
「ちょ、いい加減にして」
目の前にある体を突き放す。
暗くてよく見えないんだけど
そこには
今まで一度だって忘れたことない。
大好きな君がいた。
「あーほんと酔ってるわ私…隆弘に会いたいなんて思ってたから仁が隆弘に見える。
帰って寝よ」
隆「待って、俺だよ俺」
おれおれ詐欺かよ。
ってゆうかなんか仁背低くなった？
服装もさっきと違う。
「…っえ！？」
隆「やっと気づいてくれた？」
「隆弘っ…！」
何でここにいるのとか
何してるのとか
疑問に思うべき事はたくさんあったけどそれよりも、
「会いたかったっ…」
ずっとずっとしまい続けてきた気持ちが
溢れ出して止まらなかった。
"俺も会いたかった…"
昔と何も変わらないその匂いも声も
忘れたはずだった思いも
何一つ忘れてなかったんだ
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うらら - かっこいい。かっこよすぎて、しぬ。www (2016年6月16日 5時) (
レス) id: 2aaa6ea1ad (このIDを非表示/違反報告)
mosso(プロフ) - ありがとうございます。ぼちぼちになってしまいますががんばります。 (2016年6月5日 23時) (レス) id: bf0732ce1b (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - にっしーが、大好きで読んでてすごく楽しく続きが、楽しみです。頑張って下さい((o(^∇^)o)) (2016年6月5日 23時) (レス) id: 9d55638541 (このIDを非表示/違反報告)
いちえ(プロフ) - 更新、楽しみにしてます！ (2016年6月5日 20時) (レス) id: 2dd112bd43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mosso | 作成日時：2016年5月27日 10時
