Story35 ページ35
「千晃、お願いがあるの。」
君が関係者の人と話があるとどこかに行った間に、千晃に声をかける。
千「なぁに？」
「私、隆弘と会うの今日で最後にしたいの。
携帯の番号も変えるし独り暮らしする。
千晃には絶対教えるけど隆弘には黙っててほしい。」
千「え？何で？」
「…」
千「なんて聞くの野暮だよねごめん。
私はいつだってAの味方だよ！」
「ありがと、千晃。
真ちゃんにもうまいことゆっといて。」
千「任せて！絶対遊びにいかせてね。」
「もちろん！」
君と別々の世界を
自分の力で生きていけてるって思ってた。
けど、私はただ逃げていただけ。
君のためにと身を引いたはずだったのに
そんなのただの綺麗事だった。
周りになんと言われようと
他の人の人生がどうなろうと
君に傍にいてって言ってほしいって
思ってる。
弱くて最低でどうしようもない女だ私は。
「じゃあそろそろ帰るね。」
千「いいの、最後話さなくて？もう帰ってくると思うよ。」
「いい、決心が鈍るから。
じゃあまた連絡するね。」
千「あ、うん分かった！
ごめんね、見送れなくて…気を付けてね。」
君の顔なんて見てしまったら
せっかく我慢してた涙がこぼれてしまう。
泣いてる私を見たら
君は間違いなく抱き締めてくれる。
それが分かってるから。
切っても切れないはずだった君との絆を
自分から切ったのは私だった。
ねえ君は
少しでも寂しいと思ってくれたのかな。
答えのない質問は
虚しくもきれいな星空に
消えていった。
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うらら - かっこいい。かっこよすぎて、しぬ。www (2016年6月16日 5時) (
レス) id: 2aaa6ea1ad (このIDを非表示/違反報告)
mosso(プロフ) - ありがとうございます。ぼちぼちになってしまいますががんばります。 (2016年6月5日 23時) (レス) id: bf0732ce1b (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - にっしーが、大好きで読んでてすごく楽しく続きが、楽しみです。頑張って下さい((o(^∇^)o)) (2016年6月5日 23時) (レス) id: 9d55638541 (このIDを非表示/違反報告)
いちえ(プロフ) - 更新、楽しみにしてます！ (2016年6月5日 20時) (レス) id: 2dd112bd43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mosso | 作成日時：2016年5月27日 10時
