Story4 ページ4
ダンスはめっきりダメだったけど、
歌はそれなりに歌えた。
歌うことが好きだったわけじゃないけど
やってみたら意外とできたっていうやつだ。
千「えー、なんで私がボーカルなのー!絶対嫌…」
話し合った結果女子チームは
ボーカル2人でその他はバックでダンスをするという
某グループのような感じで発表することになった。
ダンスが苦手な私は一人ボーカルに選ばれて、
もう一人はくじ引きで決めることになり
今私の横でダダをこねているこの子こそ、
私の唯一の友達といっても過言ではない千晃だ。
可愛い優しい天然。
私が男だったら確実に惚れてるな。
「なんでそんな嫌なの?千晃歌うまいじゃん」
千「Aと一緒に歌うんじゃ
下手じゃなくても下手に聞こえるよ…」
「…?」
千「いや、なんでもない。頑張るよ、私。」
すぐにその日はやってきて、
小さいホールを貸し切っての発表会だった。
男子チームはこっちとは違って皆で歌って踊っていた。
ソロのパートとかは全然なくて、
ほとんど一斉に歌ってる感じ。
でも私には
私の耳には
どんなに澄ましても君の声しか聞こえてこないんだ。
なんなら他の人たちの声なんて伴奏にしか聞こえなくて。
そのキラキラした顔
吸い込まれるような声。
その顔をずっと横で見ていたい。
そう思ったんだ。
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うらら - かっこいい。かっこよすぎて、しぬ。www (2016年6月16日 5時) (レス) id: 2aaa6ea1ad (このIDを非表示/違反報告)
mosso(プロフ) - ありがとうございます。ぼちぼちになってしまいますががんばります。 (2016年6月5日 23時) (レス) id: bf0732ce1b (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - にっしーが、大好きで読んでてすごく楽しく続きが、楽しみです。頑張って下さい((o(^∇^)o)) (2016年6月5日 23時) (レス) id: 9d55638541 (このIDを非表示/違反報告)
いちえ(プロフ) - 更新、楽しみにしてます! (2016年6月5日 20時) (レス) id: 2dd112bd43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mosso | 作成日時:2016年5月27日 10時