Story25 ページ25
隆「俺受かった…!
オーディション受かったよ…!」
君は見事にオーディションに合格し
デビュー出来ることになった。
千「ほんとすごいよね、おめでとう!」
真「いやぁまじかぁ、俺も負けてられへんなぁー」
隆「田中さんがね、何かいいオーディションの話とかあったら皆にも言ってくれるって言ってたよ。」
真「ほんまに?ありがとにっしー!」
ああ、ついにこの日がやってきてしまったと
私は目を伏せていた。
隆「A?おめでとうって言ってくんないの?」
「ああごめん。
…おめでとう。隆弘。」
隆「ありがと。」
君の夢が叶って嬉しいはずなのに。
これが私の夢でもあったはずなのに。
今まで揺るぎなくあった
君が私を好きでいてくれる自信、
私が君を好きでいる自信。
傍にいるからあっただけのこと。
これから先それが揺るがないなんて
あり得るんだろうか。
そう思った。
隆「とりあえず今週の土日は何もないみたいだから、久しぶりに出掛けよっか」
千・真「お、いいねー!」
隆「お前ら誘ってないし。Aと二人で。
ね、いいでしょ?」
「あ、うん。そうだね。」
"スノボ行けなかったから
代わりにもっと楽しいとこ連れてってあげる"
覚えてたんだ。
思わず君の顔を見上げると、
小悪魔のような笑み。
覚えていてくれた
それだけで十分だった。
君の記憶のなかに
私という存在がいるだけでいい。
綺麗事かもしれないけど
ほんとにそれでよかったんだ。
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うらら - かっこいい。かっこよすぎて、しぬ。www (2016年6月16日 5時) (レス) id: 2aaa6ea1ad (このIDを非表示/違反報告)
mosso(プロフ) - ありがとうございます。ぼちぼちになってしまいますががんばります。 (2016年6月5日 23時) (レス) id: bf0732ce1b (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - にっしーが、大好きで読んでてすごく楽しく続きが、楽しみです。頑張って下さい((o(^∇^)o)) (2016年6月5日 23時) (レス) id: 9d55638541 (このIDを非表示/違反報告)
いちえ(プロフ) - 更新、楽しみにしてます! (2016年6月5日 20時) (レス) id: 2dd112bd43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mosso | 作成日時:2016年5月27日 10時