Story20 ページ20
「真ちゃんと千晃は何やるの?」
真「俺らは他の奴らのグループ入れてもらって
一緒に踊ることにした!考えるのめんどいしなー」
千「Aたちの方はどう?練習進んでる?」
「まあまあかなぁ。」
気づけば文化祭は一週間後に迫っていた。
ダンス部のステージもそうなんだけど、
クラスの出し物もしないといけなくて、
私のクラスはメイド喫茶らしい。
「そんなことよりも私はメイド服を着ないといけないことが憂鬱で…」
千「大丈夫、Aなら絶対似合うから!」
隆「例え似合うとしても俺は許さん。
ボディーガードとして俺がつく!」
「あんたも自分のクラスの出し物あるでしょ。」
隆弘のクラスはホストクラブ風カフェらしい。
…なんだそれ。
隆「なんかあったらすぐ俺のとこ来るんだよ?分かった?」
「はいはい…」
ダンス部のステージは夕方ラストの行事。
それまでは頑張って売り子して
売上出さないといけない。
「はあ、めんどくさいな…」
隆「さ、落ち込んでないで!帰って歌の練習しよ。」
一週間なんてすぐにやってきて
文化祭当日になった。
千「A可愛いー!めっちゃ似合ってるー!」
「千晃のほうが可愛いよ。やばいね…」
これ真ちゃんが見たら発狂するだろうな。
なんて冷静に考えていると
隆「なんだその恰好はー!スカート短い!かわいすぎる!
これを羽織りなさーい!」
どこから走ってきたのかそう言いながら自分のパーカーを渡してくる君。
「お父さんか。」
千「大丈夫、Aの事は私がちゃんと見とくから!
にっしークラスの子が探してるよ?」
やだーここにいるー
そう叫びながら君は引っ張られて戻っていった。
「さ、がんばろっか!」
私の頭の中は、夕方のステージのことで一杯だった。
楽しみで楽しみで。
君と最高の歌を歌うために。
頑張ったんだよ。
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うらら - かっこいい。かっこよすぎて、しぬ。www (2016年6月16日 5時) (レス) id: 2aaa6ea1ad (このIDを非表示/違反報告)
mosso(プロフ) - ありがとうございます。ぼちぼちになってしまいますががんばります。 (2016年6月5日 23時) (レス) id: bf0732ce1b (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - にっしーが、大好きで読んでてすごく楽しく続きが、楽しみです。頑張って下さい((o(^∇^)o)) (2016年6月5日 23時) (レス) id: 9d55638541 (このIDを非表示/違反報告)
いちえ(プロフ) - 更新、楽しみにしてます! (2016年6月5日 20時) (レス) id: 2dd112bd43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mosso | 作成日時:2016年5月27日 10時