Story19 ページ19
「私確かに曲作ってるけど、作詞とか無理だしやっぱりやめない?」
趣味でやっているだけで、
それ以上でも以下でもない。
それに発表時間も決められていて、
何曲か歌わないと時間がもたない。
作れたとしてせいぜい一曲ってとこだ。
隆「作詞は俺がやる。
まあ、何曲かは誰かの歌を歌って
最後にAの曲って感じでいいんじゃない。」
「どういう系がいいの?」
隆「バラードだよね、絶対!
俺とお前の極上のハーモニーで
皆を虜にしてやるんだ。」
「何が極上のハーモニーだよ…」
いつか君と歌える日がきたらと
ずっと手直しし続けてきた曲があった。
いつかってもっと遠い未来と思っていたけど
まさかこんな早くそんな日がくるなんて。
曲作りなんてしてるって
あんなに恥ずかしかったのに、
いつの間にかそんな事は忘れてて。
それからは練習ばっかりだった。
君は毎日のように私の部屋で寝て。
起きて通学路も練習。
ずっと歌ってたよね。
この時間が本当に幸せだった。
君との道の分かれ道、
まだ私には見えてなかったよ。
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うらら - かっこいい。かっこよすぎて、しぬ。www (2016年6月16日 5時) (レス) id: 2aaa6ea1ad (このIDを非表示/違反報告)
mosso(プロフ) - ありがとうございます。ぼちぼちになってしまいますががんばります。 (2016年6月5日 23時) (レス) id: bf0732ce1b (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - にっしーが、大好きで読んでてすごく楽しく続きが、楽しみです。頑張って下さい((o(^∇^)o)) (2016年6月5日 23時) (レス) id: 9d55638541 (このIDを非表示/違反報告)
いちえ(プロフ) - 更新、楽しみにしてます! (2016年6月5日 20時) (レス) id: 2dd112bd43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mosso | 作成日時:2016年5月27日 10時