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Story18 ページ18

真「なあ、今年の文化祭なにやる?」


高校2年になった。


ダンス部は文化祭にはステージで発表することになっている。
やることは決まってない。
それこそダンスでもいいし歌でもいいし。


極端な話、演劇でもいいらしい。


千「去年は皆で踊ったしねー」


去年は一年目でよく分からなかったから
四人でダンスを踊った。



先輩たちはバンド組んだり
なんかいろんなことしてたけど。


隆「俺、歌やりたい。」


「四人で?」


隆「いや、Aと二人で!」


「えー、何歌うのー?」


隆「Aの作った曲を二人で歌う。」


「…?」


隆「A曲作りしてるでしょ。知ってるよ。」




何で知ってるんだ。


君とスクールに通い始めた時から
踊りじゃついていけないって分かってて


いつか曲をかけるようになったら
君のそばにいられるんじゃないかって


それだけの理由で勉強して。



君のいないときにしか作ってなかったのに。


「なんで知ってんのよ。」


隆「Aの部屋にカメラしかけてあるから。」


「……っえ」





"冗談に決まってんだろー"


そういって君は笑っていたけど、
そうでもしなきゃ何でばれてるんだ。


知られてないと思っていたのに。


恥ずかしすぎてその場にいたくなくて
逃げるように立ち去ろうとするも


あっけなく君につかまって。



「お願い、俺らの夢への第一歩だと思って。っね。」




君のお願いを私が断れない事知ってて言うんだから
ずるい奴だ。





そう君の夢。
この時のこの時間が君への夢につながっていた


それだけで私は満足なんだよ。

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作品ジャンル:恋愛
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うらら - かっこいい。かっこよすぎて、しぬ。www (2016年6月16日 5時) (レス) id: 2aaa6ea1ad (このIDを非表示/違反報告)
mosso(プロフ) - ありがとうございます。ぼちぼちになってしまいますががんばります。 (2016年6月5日 23時) (レス) id: bf0732ce1b (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - にっしーが、大好きで読んでてすごく楽しく続きが、楽しみです。頑張って下さい((o(^∇^)o)) (2016年6月5日 23時) (レス) id: 9d55638541 (このIDを非表示/違反報告)
いちえ(プロフ) - 更新、楽しみにしてます! (2016年6月5日 20時) (レス) id: 2dd112bd43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mosso | 作成日時:2016年5月27日 10時

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