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高校2年生。
全力で帰宅部を満喫していた俺は、友達と遊んで、遊んで…そして遊んで。
勉強なんてテスト前にちょこっと教科書を開くレベルで、後は同じく帰宅部だったド派手な金髪の友人と出かけてばかりの毎日だった。
そんな夏休み前のある日
「ごめん！彼女できた！」
『え……マジ？』
「マジ！やからごめん、今日からは彼女と帰るわ…」
顔の前で手を合わせて、申し訳なさそうなきゅるっとした目で見つめてくる金髪。
『いや、ええって。おめでとう。俺は一人寂しく帰りますよ〜』
「ほんっま悪い！昼飯は今後も相手して！」
『わかったって(笑)彼女と仲良くな？』
親友に彼女が出来た。
おめでたい事ではあるし、嫌でもなんでもなかったけれど、放課後の予定がほぼすっからかんになってしまったのはだいぶつまらなくて。
その日はちょうどテスト前だったのもあって、なんとなく図書室に残って勉強なんかしてみちゃったりして…
だからだ。
いつもより帰りが遅くなったから。
「あ……ごめん！取ってもらってもええ？」
キャップを取って髪をはらはらっと指でならす、彼に出会ってしまったんだ。
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ナ(プロフ) - ゆうみさん» ゆうみさん、初めまして。とても嬉しいコメントをありがとうございます！少しずつ更新していきますので、最後まで見守って頂けたら有難いです。 (2021年7月11日 23時) (
レス) id: db537413ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - はじめまして！すごく面白いです。2人の柔らかい空気が伝わってきて読んでてほっこりします。続きも楽しみにしています♪ (2021年7月11日 1時) (レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナ | 作成日時：2021年7月1日 16時
