7…お願い ページ10
「……」
『どうしたノ、そんなにｿﾜｿﾜしテ』
「い、いや……本当にこれで大丈夫なのかなって」
『十分似合ってるヨ、こっちの方が良く顔が見えル』
「そう…かな……」
〜数分前〜
ｺﾝｺﾝ
「A、入るヨ」
『うん』
ｶﾞﾁｬｯ
『……………はぇ？』
『ちょ、ちょっと待ってお兄ちゃん…』
「ン？どうしたノ？」
『そ、その…ハサミ…とか鏡とか…………なんで持ってるの？』
「もちろン、Aのその長すぎる髪を切るための道具だけド？」
『え？』
「えっ？」
お兄ちゃんに髪のカットを任せてはいけない
なぜなら……………
短く切られそうになるからだ
『え…あ………いや、私今のままの方が落ち着くな〜…なんて…………ははは…』
『……………切らなきゃダメ？』
「ダメ」
『あの、そこをなんとか……』
「できなイ」
『えぇ………』
「………」
「ハァ…わかったヨ、短くしないように頑張ってみるかラ」
『…本当にできる？』
「そんなこと言ってると短くするヨ」
『すみません』
そして現在
腰辺りまであった私の髪の毛は
肩よりちょっと下くらいに短くなって
前髪も切ったおかげか、いつもより視野が広くなった
「ほラ、できるって言ったでショ」
『……………うん』
『………あ』
「？」
『ありがとう、お兄ちゃん』
「……どういたしましテ」
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りお(プロフ) - とても面白かったです。続編も読もうと思います。頑張ってください！！ (2020年5月22日 15時) (
レス) id: 33aebd9f89 (このIDを非表示/違反報告)
レクレ - 天才ってホントにいたんですねありがとうございますｯｯｯｯｯ!!!! (2020年5月22日 7時) (レス) id: 999f5cd421 (このIDを非表示/違反報告)
ポリ袋の端っこ(プロフ) - セレーネーさん» コメントありがとうございます(*´ω｀*)もしもお兄ちゃんだったら…って考えると次々と妄想が膨らみますね〜なんか微笑ましい… (2020年5月21日 17時) (レス) id: f3e283dfd9 (このIDを非表示/違反報告)
セレーネー - 夏目君がお兄ちゃんだったら絶対に学校に行くし、時折一緒に散歩とか行って手を繋いたりとかしたいすね〜(それはあんたの妄想だろう) (2020年5月21日 16時) (レス) id: 449f884b9a (このIDを非表示/違反報告)
セレーネー - 初コメ失礼します！夏目君がお兄ちゃんかぁ〜(実際に僕はお兄ちゃんはいるけどそんなに優しくないす) (2020年5月21日 16時) (レス) id: 449f884b9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポリ袋の端っこ | 作成日時：2020年5月11日 18時
