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え、え、え、絵?←
まさかドジったというの!?
このタイミングで!?
え、嘘でしょうっ!?
「え、うそ、日輪刀だと思ったのに…」
「はぁ、良かった…」
一人でショックを受けていると無一郎に力強く抱き締められた。
無一郎の身体を小刻みに震えている。
あぁ、心配かけちゃったな…
「ごめ…」
「あのさぁ、何勝手に自ら命絶とうとしてんの?そんなの僕が許さないんだけど。それにそんなことして天国に行ってAの家族は喜ぶわけ?」
「そ…れは…」
無一郎にド正論を言われ言い返せなくなる。
「だ…ってこれから完璧な鬼になっちゃったら大好きなみんなとかのこと殺しちゃうかもしれない。そうなったら遅いもん…」
「だから、そうならないように僕が守るんでしょ。それに一人で抱えないでよ。Aは一人じゃないよ。」
無一郎にそう言われ胸が熱くなる。
「Aは一人じゃない。御館様や柱の皆、炭治郎たち、後輩。皆がいるじゃん。」
"一人じゃない"
なんで気付かなかったんだろ…
「ごめ…無一郎…私…」
涙が溢れて上手く言葉を紡げない。
「謝らなくていいから。無事でよかった。」
無一郎が微笑む。
「でも…許さないからね。今回のこと。」
「ひぇっ…」
いつの間にか毒舌な無一郎になっている。
「だから1つだけ命令聞いてよ。」
「はい、なんでしょうか…」
おそるおそる無一郎の方を見上げる。
すると無一郎は顔を赤くしながらこう言った。
_『Aから
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