【鬼滅の刃】何でもストレートに言っちゃう霞柱と鬼になっちゃった"元"継子の話【時透無一郎】

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時透無一郎side


Aが向かうならあそこだろうと思い、向かったのはAのかつての家だった。


あとかたもなくなっている家のところにたたずむAをみつけた。


「Aっ！！！！」


「無…一郎…？」


Aのところに走る。


Aは一瞬こちらを見たが、また前を向いて首に日輪刀の刃を当てた。


「ごめん、無一郎。今までありがとう。」


そう言ってAは自分の首を斬った。


うそ…でしょ…


なんでっ！！！


Aの元へ駆け寄り身体を支える。


「Aっ…」


また…


また守れなかった…っ


涙が頬を伝う。


僕の涙は首が無くなってしまったAの身体を濡らした。


と、そのとき。


メキメキと音がして無くなったはずのAの首が再生された。


………………え？


「え、あれ？」


Aもキョトンとしている。


「私、日輪刀で首斬ったはずじゃ…」


ふとAの手元を見るとそれは日輪刀ではなく…

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お刺身包丁だった。←






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