【鬼滅の刃】何でもストレートに言っちゃう霞柱と鬼になっちゃった"元"継子の話【時透無一郎】

一人じゃないから ページ22

家に着き、これからのことを考えてみた。


私が完全に鬼になったらもう手遅れだ。


誰かを傷つけてしまうだろう。


そんなことは鬼殺隊として一人の人間として自分が許せない。


それならいっそ自害してしまおう。


その前にみんなに手紙を書いておこうと思う。


今まで一緒に戦った鬼殺隊のみんな。


励まし合ってきた同期。


一番最後に柱になったのに快く温かく受け入れてくれた柱のみんな。


いつも欲しい言葉をくださる御館様。







＿そして、師範・時透無一郎。


いつも優しくでも時には厳しく指導してくれた。


童磨さんと戦ったときだって助けに来てくれた。


恋仲になってからもいつも側にいて支えてくれた。


辛いことや悲しいことがあったときは一緒にいてくれた。


どれだけ彼に救われたことだろう。


彼に救われたあの日から私はもう彼に心を奪われてたんだ。


彼の優しさに厳しさにそして時折みせる温かな笑顔に。


そんな無一郎に精一杯の感謝を込め手紙を書く。



書き終わった手紙丁寧に折ってを机の上に置いた。



そして日輪刀を手にして家を出た。







＿ありがとう。無一郎。








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大好きだよ。








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