【鬼滅の刃】何でもストレートに言っちゃう霞柱と鬼になっちゃった"元"継子の話【時透無一郎】

プロローグ ページ1

Aside


「んん…」


目を覚ますとそこは見慣れない場所だった。


え、え、どこだ。


冷静になれ、花雲A。


今までずっと冷静に生きてきたじゃないか←


たしか頭にワカメを被った人が屋敷にいきなり来て、


えぇーー！ってなったところ無一郎が手刀をくらって意識を失って、


私が無一郎を庇ってたらワカメを被った人に担がれて…


うーん、途中炭治郎の声が聞こえた気がしたんだけどなぁ。


指を頬へ当てて考え込む。


え、待って。


私、片方手首から先無かったよね？


なんか知らんけどある…


え、なんで？



「え、誰か鏡貸してよ」


誰もいないと思うけど言ってみた。


「鏡だ、使え。」


「ありがとうございます…って、ぎゃああああああ！！！！！！」


いきなり後ろにいっぱい人が立っている。


まず、ワカメ頭。


目がたくさんある人。


身体に模様がある人とか、なんか美人な女の子とかツボ星人とか小さいおじさんとか。


なんか琵琶っていうの？


あれ持ってる人とか。


いや、まず人か？


匂いが…


「君たち、鬼かっ！！？？」


「あぁ。お前もな。鏡を見ろ。」


ワカメ頭の人に言われて鏡を見る。


私の目を見て絶句した。


「じょ、じょじょ、上弦の零ぉ！？え、私、鬼になったの！？」


「そうよ！」


なんか美人な女の子が言う。



あは、私、鬼になっちゃったみたいです！！




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