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飛貴「疲れたー…」

A「やり切ったーっ」


飛貴が私の家に遊びに来たのは、午前9時。
そしてただいまの時間、午後1時半。

「集中しているうちに進めよ!」って飛貴が言うから、集中が途切れるまで解いて解いて解きまくった。


飛貴「お腹空いた…限界…」

A「簡単なので良ければすぐ作れるよ?」

飛貴「Aの手料理!?食べる!」


数学の冊子は一応終わらせることができた。
頭がパンクしそうだったけど。


A「何作れるかなー…」

飛貴「買い物したの?」

A「一応ね?ご飯作るのが1番の節約だし、最初から諦めてたら続かなさそうで…」

飛貴「たしかに。初めが肝心だね」

A「よし!作るね。飛貴テレビ見てていいよ」

飛貴「手伝うよ!」

A「ううん、最初くらい振る舞わせて?本当に簡単なものしか出来ないけど」

飛貴「ん、分かった。楽しみに待ってるね!」


ここまで言ったが、何を作ろう。


A「…昨日お母さんパスタ持ってきてくれたんだった」


ツナ缶もあったはず。
玉ねぎも買ってきたし、基本的な調味料も揃ってる。


A「よし!」


お鍋に水を入れて湯を沸かす。
その間に具材を切って炒めて。


A「うん、大丈夫そう、」


具材とパスタをあわせて完成!


A「どこで食べよっか」

飛貴「そっち!」


飛貴が指さしたのは、キッチンに付いている小さなカウンターテーブルの方。


A「ん、じゃこっちで食べよ」

飛貴「すご!全然簡単なものじゃないよ!?凝ってるじゃん!」

A「子どもの頃家で私と2人の時に、兄ちゃんがよく作ってくれたやつなの。ツナクリームパスタ。」

飛貴「お兄さんすごいなぁ。俺もちょっと練習してみようかな」

A「作れるようになったら食べさせてね」

飛貴「もちろん!」


飛貴は「うま!」「美味しい!」ってたくさん食べてくれた。
くうふくだったってのもあるかもしれないけれど、1.5人分をぺろり。
パスタ、少し多めに茹でておいてよかった、予想通りの展開。


飛貴「俺がするよ」


と皿洗いを手伝ってくれた。


A「ありがとう飛貴」

飛貴「こちらこそ美味しいご飯をありがとう」

A「お粗末さまでした」

飛貴「たくさん頭使って美味しいご飯食べたら…、眠くなってきちゃった」

A「いいよ、寝ても」


そう言うと飛貴はウトウトし始めて。


ソファに寝転がって眠りについた。

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作者名: | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/9720rr  
作成日時:2020年3月6日 22時

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