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09 hdk ページ9

その日の放課後。


飛貴「…A」

A「飛貴くん」

飛貴「帰ろっか」

A「うん」


少し控えめに声をかけた俺に
笑顔で俺の名前を呼んでくれた。


学校からの帰り道、2人で歩く帰り道。


飛貴「朝はごめんね」

A「え?」

飛貴「俺、勝手なこと押し付けて…」

A「別に気にしてないよ?」

飛貴「え?」

A「飛貴くんがどんな風に考えてるのか、彼女なんだもん、知る必要あるでしょ?」

飛貴「………怒ってないの?」

A「…どうして怒るの?」

飛貴「だって俺………」


怒らないAに驚いた。


A「飛貴くんは飛貴くんらしくいることが大事」


そんなことまで言ってくれるんだ。






飛貴「俺、Aのことももっと知りたい」



A「え?」



飛貴「もっと知りたいから、もっと教えてよ」


A「うん!」

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作者名: | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/9720rr  
作成日時:2019年6月26日 23時

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