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飛貴「おはよう!」

A「おはよ〜」

飛貴「いよいよだね〜」

A「いよいよだね!」


朝5時半。

わたしたちは
キャリーケースとカバンを持って
東京駅にて合流。


A「お腹すいてきたなぁ」

飛貴「朝ごはん食べてないの?」

A「え?だって今日食いだおれでしょ?」

飛貴「うん」

A「お腹あけとかないと」

飛貴「大丈夫でしょ、それまでに消化するって!」


朝からガッツリ食べてきた様子の飛貴。

それでもまだまだ大阪の美味しいものが
入る余裕がありそうで羨ましい。

わたしは胃が大きい方ではないから
最低限の食事しかしないことにした。


そして。


飛貴「とうちゃーく!」

A「案外早かったね!」


新幹線の中でたくさんのツーショットを撮り、
お互いが楽しそうにしているところを撮り合い、
沢山喋って、行きたいところの話をして。

そんなことをしていたら
2時間半なんてあっという間だった。


飛貴「まずはたこ焼き!」

A「どうして?」

飛貴「Aの空腹をどうにかしないと」

A「食べ歩きいいね!」

飛貴「このカフェ、電車でも行けるけど歩いても行ける距離だし」

A「結構食べちゃいそうだし歩こっか」

飛貴「そうしよ!」


熱々のたこ焼き6つを2人でわけわけ。

飛貴が4つで、わたしが2つ。

それでも飛貴のお腹は
まだまだ1割にも満たしてないらしい。


それから目的地だったカフェに行き
美味しいコーヒーとSNS映するケーキを食べ
またたこ焼きを食べて
ワッフルのオシャレなショコラバーを持って
写真を撮って食べて、豚まんを食べて。


A「わたしお腹、一旦休憩…」

飛貴「え?本気?」


タピオカを片手に不思議そうに私を見る飛貴。

不思議そうに見たいのはこっちの方。


A「飛貴のお腹の中、どうなってるのか見たい」

飛貴「まぁ俺もそろそろ来てるよ?」


とか言いながらタピオカ飲むんだもん。

満腹で1番飲みたくないもの
第1位でしょ、タピオカって。


あーだこーだ言っているうちに、夕飯も食べ終え、
わたしたちは
テーマパークのオフィシャルホテルへと向かった。


飛貴「すごい!すごいよ!景色綺麗すぎる!」

A「わぁ…!!!」


ホテルから見えるパークはキラキラ輝いていて
今日の疲れが一気に吹き飛んだ。


A「明日も早いし寝よっか」

飛貴「え?まだ寝かせないよ…?」


眠たいのに…、

飛貴はまだまだ元気のようで、
夜はまだまだこれからのようだった。

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作者名: | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/9720rr  
作成日時:2019年6月26日 23時

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