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飛貴「わーーーーっ!きゃーーーっ!」
飛貴「やばいやばいやばい!」
A「女子高校生か」
動画を撮りつつ突っ込む私の声は
きっと飛貴やコーヒーカップに乗る人達の
声にかき消されて動画には入っていないだろう。
1人ブンブン回ってる飛貴のカップ。
やっぱり周りのカップより
回るスピードが一段と早くて
思わず吹き出してしまった。
飛貴「Aー!!」
コーヒーカップの動きが止まると
一目散に私の元へと戻ってきた飛貴。
A「楽しかった?」
飛貴「んもう、最高!」
A「撮ったから後から見よ」
飛貴「撮ったの!?動画!?」
A「すっごいはしゃいでるの」
飛貴「ちょっと恥ずかしい…」
A「面白かったよ?」 笑
唇を少し噛んではにかみ
少し顔を赤らめた飛貴。
その顔が可愛くって
パシャッ
飛貴「あ!今撮ったでしょ!」
A「なんのこと?」
飛貴「隠し撮りはんたーい!」
と、そんなことを言ってる飛貴。
あとから飛貴から送られてきた
メッセージのアルバムを見ると…。
「隠し撮り反対!」って言ってる
張本人が私のことを隠し撮りしてて。
しかも数枚じゃない量。大量。
「撮りすぎ」って突っ込んだら
「可愛いAを記憶とスマホにおさめたいの」
って言ってた。
A「隠し撮り反対とかこっちのセリフだし…」
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作者名:音 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/9720rr
作成日時:2019年6月26日 23時