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飛貴「1ヵ月、ありがとう!」

A「こちらこそ!ありがとう」

飛貴「これ、俺からのプレゼント!」

A「……ほんと?」

飛貴「開けて!」





袋の中を開けると中には
くまさんのストラップが入っていた。

くまさんの首には“H”。


飛貴「お互いのイニシャル持ってたら付き合ってるって感じしない?」


そう言って飛貴が見せたのは
私のイニシャルが着いたくまさんのストラップ。


A「かわいい!ありがとう!カバンにつけてもいい?」

飛貴「いいよ!俺もつける〜」


飛貴のスクールバッグには
私のイニシャルのついたくまさん、
私のショルダーバッグには
飛貴のイニシャルのついたくまさん。


明日から通学するのが楽しみになった。


A「じゃあ私から」

飛貴「え?」


記念日を忘れていた私は
物のプレゼントを用意していない。


A「飛貴、目瞑って」

飛貴「え?」

A「瞑んないとプレゼントあげないよ?」

飛貴「え!やだ!はい!瞑った〜!」


目をぎゅっと瞑った飛貴。








そんな飛貴の頬にわたしは







キスをした。

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作者名: | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/9720rr  
作成日時:2019年6月26日 23時

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