12 ページ12
飛貴「1ヵ月、ありがとう!」
A「こちらこそ!ありがとう」
飛貴「これ、俺からのプレゼント!」
A「……ほんと?」
飛貴「開けて!」
袋の中を開けると中には
くまさんのストラップが入っていた。
くまさんの首には“H”。
飛貴「お互いのイニシャル持ってたら付き合ってるって感じしない?」
そう言って飛貴が見せたのは
私のイニシャルが着いたくまさんのストラップ。
A「かわいい!ありがとう!カバンにつけてもいい?」
飛貴「いいよ!俺もつける〜」
飛貴のスクールバッグには
私のイニシャルのついたくまさん、
私のショルダーバッグには
飛貴のイニシャルのついたくまさん。
明日から通学するのが楽しみになった。
A「じゃあ私から」
飛貴「え?」
記念日を忘れていた私は
物のプレゼントを用意していない。
A「飛貴、目瞑って」
飛貴「え?」
A「瞑んないとプレゼントあげないよ?」
飛貴「え!やだ!はい!瞑った〜!」
目をぎゅっと瞑った飛貴。
そんな飛貴の頬にわたしは
キスをした。
770人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:音 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/9720rr
作成日時:2019年6月26日 23時