【浦島坂田船】君に捕まって、離れられない

イジワル ページ10

Aスライド

ギリギリで学校につく

朝はちゃんと起きたんだけどね…、家もちゃんと出たんだけどね、朝坂田に会って話してたら遅くなっちゃって…

階段を全速力で駆け上がる

すると後ろから人が駆け上がってくる音が聞こえた

？「あれ？A？」

『お、浦田。お前もどうした』

浦「いや、バスケの練習しようと思って練習してたらこんな時間になってて今に至る」

『こっちは、坂田と話してたら遅くなって今に至るo(`･ω´･+o) ﾄﾞﾔｧ…！』

浦「ドヤ顔すんな。なんかムカつくから」

『うん。そうだね、そうなんだけど、時間やばい』

浦「早く行かないとヤバイよね？行くぞっ！」

『エェーもう体力ない！』

……なんてグチグチ言いながら走ってたら

案の定遅れた

─休み時間─

紫「おーい！昼飯行くぞ〜」

『待ってましたっ！天国！』

セ「ほんとAは食べるの好きだな」

浦「いつか太るぞ」

『別にバスケで消費するから大丈夫だし』

みんなで屋上へ行こうと教室を出たとき

？「あの……」

声がした

浦「はい？何ですか？」

制服のエンブレムが緑色……？

３年生…ってことは先輩か

？「えっと、私、美神優里といいます」

坂田「優里先輩？なにか用ですか？」

優「えっと、その子以外の方達にお話が……」

丁寧に言ってるけど…

なんていうか…怖い

私を睨んできたし…

先輩に目を付けられたかな

『じゃあ、先に行ってるね？』

みんなの返事を聞かずそのまま立ち去る

ああ、なんか悲しいな

─紫麻スライド─

『じゃあ、先に行ってるね？』

そう言ってそのまま立ち去るA

作り笑い……してたな

ていうか、Aのこと睨んでたし

多分Aが気に食わないのだろう

でも、俺は………









紫「それで、話とは？」

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