第92話【異次元の狙撃手】 ページ48
人質を手放してしまった犯人は逆上したのか、また銃を乱射している。早くしないと誰かが撃たれてしまう。
コナンくんがいるビルを見ると、ちょうどコナンくんがビルの屋上から飛び降りた。もうすぐだ。
地面に右足を着けた反動とサスペンダーが縮む力を利用して、コナンくんが空中に飛び上がった。そしてベルトからボールを出してベルツリー目掛けて力強く蹴りあげた。
沖「来た！」
蹴られたボールはベルツリーの前まで飛んで行き、弾けて青緑色に光る大きな花火に変わった。
『これで犯人を撃てる？』
沖「人質が邪魔だが仕方あるまい。」
お兄ちゃんがさっきと同じ要領でライフルの引き金を引くと、放たれた弾丸はベルツリーのガラスを突き破って犯人の持っている銃をはね飛ばした。
犯人のヨシノは花火の光で目が眩んだ上に武器も失った。その隙に蘭ちゃんが犯人をフルボッコにして、ヨシノはついに確保された。
『蘭ちゃん、強すぎ……でも、犯人を逮捕できてよかったね。』
お兄ちゃんにの方を向くと、誰かに報告をしていた。
沖「対象は沈黙、オールクリアです。」
ジェ「ああ、今ジョディ君から連絡が来た。ご苦労だった、また連絡する。」
そして首に巻いたチョーカー型変声機のボタンを押して言った。
赤「…了解。」
私も事件が無事収束したことを高明さんと真純ちゃんに伝えよう。二人の仲直り(？)も気になるし。
『高明さん、犯人は確保されました。ウォルツさんも無事なようです。』
諸「本当ですか⁉よかったですね。Aさんの推理は当たっていましたか？」
『はい。全部が私の推理ってわけではないんですけどね。真純ちゃんは元気ですか？』
諸「ええ、今診察を受けているところです。」
『よかった。例の話はどうでしたか？』
諸「…話はしましたが、余計に嫌われてしまったようで…」
『そうですか…なるべく早くそちらに向かうので、引き続き真純ちゃんのことよろしくお願いします。』
例の話には納得してくれなかったのか…真純ちゃんは一体何が気に入らないんだろう。年頃の女子の気持ちわかんないよ。
赤「よし、それでは帰るとするか。真純のいる病院まで送って行くぞ。」
『でも、事件の後処理しないといけないよ。』
赤「それならFBIに任しておけ。まだ真純と会ってないんだろ？早く行ってやれよ。」
『うん。でもその前に行かなきゃいけないところがあるよ。遠くから頑張ってくれた、小さな名探偵のお迎えにね。』
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おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» ご心配ありがとうございます。私の地域は雨風が強いだけで被害はありませんでした。今日は台風一過でとてもいいお天気です。まだ台風の影響で被害が出ているようなので心配ですね。 (2019年10月13日 9時) (
レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65455号(プロフ) - こんばんわ久しぶりで夏以来の更新で嬉しいですこちらの台風19号は被害大丈夫ですか？私も被害も有りませんが夜の10時すぎたいぶ落ち着いています。 (2019年10月12日 23時) (レス) id: d7c3512a33 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 架印�靴気�» やっぱり癖は抜けませんよね。私自身も長年茶道をやっていて、とある人に拭く癖を指摘されたことを参考にこの事件を作りました。 (2019年10月12日 18時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 高校生の時、茶道部に入っていた為か、出されたお茶碗の縁を指で拭く癖が私もついていて、ついついやってしまいます。 (2019年10月12日 16時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけてすごく嬉しいです！ (2019年10月4日 8時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おひたし | 作成日時：2019年8月20日 16時
