第81話【異次元の狙撃手】 ページ37
コナン「…あ、あのさ、A警部…落ち着いて聞いてね…」
『何かあったの？』
コ「……世良の姉ちゃんが…僕を庇って…狙撃事件の犯人に撃たれたんだ……」
『え…』
頭が真っ白になった。そのあとコナンくんが何か言っていたけど、その言葉は私の耳には全く入らなかった。
ヒロや萩原さんたちだけじゃなく真純ちゃんまで死んでしまったら私はもうどうしたらいいの…⁉それに真純ちゃんとはまだ仲直りしてないのに…
コナンくんの話をよく聞かないまま電話を切って捜査一課の部屋に戻った。
真純ちゃんが撃たれたことがショックで体に力が入らず、握っていたスマホが左手から滑り落ちた。
上「Aちゃん、大丈夫？顔色悪いわよ？」
戻ってくるなり様子がおかしい私を心配して、上原さんがスマホを拾って優しく話しかけてくれた。
諸「何かあったんですか？」
『…真純ちゃんが…犯人に狙撃された…』
上「ええっ！妹ちゃんが⁉」
諸「妹さんの容態は？」
『わからないです…コナンくんが何か言ってたけど、全然頭に入ってこなくて…』
敢「たぶんこの狙撃と関係してるんじゃねぇか？」
大和警部は携帯でテレビのニュースを見せてくれた。浅草駅に到着する特急でビル・マーフィーが狙撃、そして殺害されたとのこと。狙撃地点は約150m離れた駒形橋。
恐らくコナンくんは狙撃を阻止しようとしたが逆に狙われてしまい、そこを真純ちゃんが助けて撃たれたというところか。
急いでカバンから地図を取り出して第4の狙撃地点を書き込んだ。ただ、まだサイコロの目が何だったかはわからない。
敢「おい、何してんだよ。」
『何って、この事件の犯人見つけるんですよ。4人も殺害した上、真純ちゃんまで撃つなんて、絶対捕まえてやるから。』
手の平に爪の跡がつくほど拳を握りしめた。今は犯人に対しての怒りが頂点に達している。
諸「Aさん、その気持ちはわかりますが、今優先すべきは妹さんの安否確認です。」
『でも、私は警察ですから、いち早く犯人を特定して逮捕しないと…』
敢「お前は警察である前に一人の姉だろ。事件より妹の方が大事だろうが。」
上「Aちゃんお願い、妹ちゃんのところに行ってあげて。後の仕事は私達がやっておくから。」
確かにそうだ。この事件を解決できる人はたくさんいるけど、真純ちゃんの姉は私しかいない。
『そうですね。後はよろしくお願いします。』
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おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» ご心配ありがとうございます。私の地域は雨風が強いだけで被害はありませんでした。今日は台風一過でとてもいいお天気です。まだ台風の影響で被害が出ているようなので心配ですね。 (2019年10月13日 9時) (
レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65455号(プロフ) - こんばんわ久しぶりで夏以来の更新で嬉しいですこちらの台風19号は被害大丈夫ですか？私も被害も有りませんが夜の10時すぎたいぶ落ち着いています。 (2019年10月12日 23時) (レス) id: d7c3512a33 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 架印�靴気�» やっぱり癖は抜けませんよね。私自身も長年茶道をやっていて、とある人に拭く癖を指摘されたことを参考にこの事件を作りました。 (2019年10月12日 18時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 高校生の時、茶道部に入っていた為か、出されたお茶碗の縁を指で拭く癖が私もついていて、ついついやってしまいます。 (2019年10月12日 16時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけてすごく嬉しいです！ (2019年10月4日 8時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おひたし | 作成日時：2019年8月20日 16時
