第70話 ページ26
『当たり前でしょ。好きじゃなかったら結婚なんてしないよ。』
世「園子くんから聞いたけど、A姉が高校時代から付き合ってた彼氏、亡くなったんだってな。A姉は一途だから、亡くなった彼氏以外の人とは絶対に結婚しないと思ってたのに…」
真純ちゃんの言おうとしていることがわかった。私はヒロに一途だったのに、別の人と結婚するなんて言い出したから、きっと私のことを見損なったんだ。
世「まさか諸伏警部、A姉が彼氏を亡くして落ち込んでるところにつけこんでA姉をモノにしようとしたんじゃないか？」
『高明さんがそんなことするわけないでしょ。それ以上高明さんのことを侮辱したら、いくら真純ちゃんでも許さないから！』
世「だったら何でそんなに簡単に相手を乗りかえるんだよ⁉そんなの、A姉らしくない…」
私らしくない…確かにそうかもしれない。でも、高明さんに告白されてから私がどれだけ悩んで苦しんで(主に公安案件)高明さんとの結婚に至ったのか、それを知らないくせに簡単に乗りかえてるなんて言われたくない。
この場にいる全員が黙ってしまい、しばらく沈黙が流れた。しかし、この沈黙を破ったのは意外な人物だった。
敢「おい、羽田の妹。アンタの姉ちゃんはアンタが思ってる以上にややこしいことやってたんだよ。」
世「ややこしいことやってたって、どういうことだ？」
敢「羽田は最初、コウメイを振った。だが諦めの悪いコウメイは自分を振った理由を見つけたら付き合ってくれって羽田に頼んだ。その理由とやらが何なのかは俺も知らねぇが、コウメイはそれを見つけて、羽田も合意の上で結婚することになったんだ。」
どうした大和警部。何でここまで上手に要約できるの？普段は私たちのイチャつきぶりに呆れてるのに。
世「A姉、その理由って何なんだ？」
『それは、いつか話すから。とにかく、私は亡くなった彼氏と同じくらい高明さんのことが大好きなの！真純ちゃんがいくら反対したって、私は絶対高明さんと結婚するからね！』
世「結婚には反対しないけど、ボクはその理由ってやつを聞いて納得できるまで、諸伏警部のことをお義兄さんとは呼ばないからな！」
真純ちゃんは後ろを向いて別荘の方へ行ってしまった。捜査はとっくに終わっているから、事後処理は所轄に任せて私も本部に帰ることにした。
車のところに行こうとすると、コナンくんに呼び止められた。
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おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» ご心配ありがとうございます。私の地域は雨風が強いだけで被害はありませんでした。今日は台風一過でとてもいいお天気です。まだ台風の影響で被害が出ているようなので心配ですね。 (2019年10月13日 9時) (
レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65455号(プロフ) - こんばんわ久しぶりで夏以来の更新で嬉しいですこちらの台風19号は被害大丈夫ですか？私も被害も有りませんが夜の10時すぎたいぶ落ち着いています。 (2019年10月12日 23時) (レス) id: d7c3512a33 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 架印�靴気�» やっぱり癖は抜けませんよね。私自身も長年茶道をやっていて、とある人に拭く癖を指摘されたことを参考にこの事件を作りました。 (2019年10月12日 18時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 高校生の時、茶道部に入っていた為か、出されたお茶碗の縁を指で拭く癖が私もついていて、ついついやってしまいます。 (2019年10月12日 16時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけてすごく嬉しいです！ (2019年10月4日 8時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おひたし | 作成日時：2019年8月20日 16時
