第67話 ページ23
※まだ事件の解説です。
彼氏「しょ、証拠はあるのかよ⁉」
コ「証拠ならちゃんとあるよ。お兄さん、僕がチョコレートを落とした時、どうして右手で拾ってくれたの？僕はお兄さんの左側に落としたから、左手で拾った方が早いのに。他の二人は左手で拾ってくれたよ。」
彼氏「そ、それは…」
『彼氏さんはBさんから渡されたスムージーを飲んだ後、毒を付けておいた左手の指で飲み口を拭いた。しかし、指を洗う時間なんてなかったし、洗ったとしても完全に毒が落ちたかなんてわからない。だから毒のついた指で不用意に物を触らないよう、左手ではなく右手で拾ったんです。』
敢「なるほど、体の左横に物があったら利き手じゃなくても左手で取るはずなのに、わざわざ右手で取ったってことは、左手に毒が塗ってあるのは確実だな。」
蘭「どうして右手じゃなくて左手に毒が付いてるってわかるんですか？右利きなら右手で拭くんじゃないんですか？」
京極「利き手に毒がついていると、利き手が使えなくなるからじゃないですか？」
『コナンくんと私の作戦にまんまとはまってくれてからあなたをずっと監視していましたが、あれから手を洗った様子はない。つまり、今も毒が付いたままなんですよ、あなたの左手の指に。』
彼氏さんに近付いていき、彼氏さんの左腕をつかんでひねりあげた。鑑識さんをすぐに呼んで毒物検査をしてもらうと、左手の親指と人さし指から毒物反応が出た。
世「これはもう決定的な証拠だな。」
上「でも、動機がわからないわね。なんで恋人を殺そうなんて思ったのかしら。」
証拠が出てしまい、もう言い逃れができなくなった彼氏さんは殺人に至った動機を話してくれた。
被害者と付き合いだしたのは大学時代からで、交際は順調だった。しかし、交際が進んでいくうちにだんだんと彼女さん(被害者)の金遣いが荒くなり、彼氏さんに高級品を強請るようになってきた。
彼氏さんは何とか彼女さんの要望に応えようと、借金をしてまで彼女さんが欲しがる物を買ってあげていた。
彼氏「でも、ついに借金の返済も間に合わなくなってきたから、もうこれ以上は無理だって言ったんだ。そしたら彼女は、俺以外にも男がいるからそいつに買ってもらうって言うんだ。どういうことか聞いたら、茶道やってるという清楚感を出すだけで男が簡単に寄ってくるって…そんな彼女が許せなくて…」
彼氏さんはその場に膝から崩れ落ちた。
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おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» ご心配ありがとうございます。私の地域は雨風が強いだけで被害はありませんでした。今日は台風一過でとてもいいお天気です。まだ台風の影響で被害が出ているようなので心配ですね。 (2019年10月13日 9時) (
レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65455号(プロフ) - こんばんわ久しぶりで夏以来の更新で嬉しいですこちらの台風19号は被害大丈夫ですか？私も被害も有りませんが夜の10時すぎたいぶ落ち着いています。 (2019年10月12日 23時) (レス) id: d7c3512a33 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 架印�靴気�» やっぱり癖は抜けませんよね。私自身も長年茶道をやっていて、とある人に拭く癖を指摘されたことを参考にこの事件を作りました。 (2019年10月12日 18時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 高校生の時、茶道部に入っていた為か、出されたお茶碗の縁を指で拭く癖が私もついていて、ついついやってしまいます。 (2019年10月12日 16時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけてすごく嬉しいです！ (2019年10月4日 8時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おひたし | 作成日時：2019年8月20日 16時
