第45話 ページ1
近づいてきた黒服に銀色長髪の男に話しかけられた。この男はジン！
両手を後ろにまわして、ジンに気づかれないように指輪を薬指から中指に移した。
『えっと、どちら様ですか？』
ジン「この前東京駅で俺の煙草拾っただろ。もう忘れたのか？」
もう忘れたのかだって？忘れてるわけないよ。そんな真っ黒な格好の人を忘れられるわけない。
『ああ、あの時の方ですか。今日はサングラスかけたお友達はご一緒じゃないんですね。』
ジン「あいつは車で待ってる。それよりお前、バーボンと知り合いらしいな。ベルモットから聞いたぜ。」
『バーボン？お酒のことですか？』
ジン「酒じゃねぇ。安室とかいう名前の男だ。ダチなんだろ？」
『確かに安室透さんとは友達ですけど、それがどうかしましたか？』
ジンの目が怖いけどここは強気に出ないと解放してもらえない。ハロだって早く帰りたいだろうし。
ジン「お前はあいつの女なのか？」
『え…？』
これはどう答えたらいいの？私は安室さんの女じゃないし、他の人と付き合ってるって言ったら追及されそう。
恋人はおらず今はフリーだってことにしたら、俺の女になれとか言われそうだからここはこう答えるしかない。
『そうですよ。と、透さんとはついこの間からお付き合いを始めたんです。』
ジンの表情は変わらないから何考えてるのかわからない。
『用事はそれだけですか？暗くなってきたのでそろそろ帰りますね。では…』
ジン「待て。」
『まだ何か用ですか？』
ジン「俺の女になる気はないか？」
やっぱりそうきたか。
『私は透さんと付き合ってるって言いましたよね？だからあなたの女にはなれません。』
ジン「別にバーボンと別れることはねぇよ。」
『それって、浮気しろってことですか？』
ジン「構わねぇだろ、一晩くらい。バーボンは今夜は任務だからバレねぇよ。」
『バレるとかそういう問題じゃありません。私は浮気なんてしたくないし、ましてや体だけの関係なんて絶対に嫌です。』
ジン「お前は俺好みの女なんだがな。」
『しつこい男は嫌いです！もう私に関わらないでください！』
後ろを向いてジンから逃げるようにハロを連れて歩き出した。追いかけてこないとわかってからもスピードは緩めない。
無事に降谷さんの家まで帰ってこられた。尾行はされていないからこの家はバレてない。
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おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» ご心配ありがとうございます。私の地域は雨風が強いだけで被害はありませんでした。今日は台風一過でとてもいいお天気です。まだ台風の影響で被害が出ているようなので心配ですね。 (2019年10月13日 9時) (
レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65455号(プロフ) - こんばんわ久しぶりで夏以来の更新で嬉しいですこちらの台風19号は被害大丈夫ですか？私も被害も有りませんが夜の10時すぎたいぶ落ち着いています。 (2019年10月12日 23時) (レス) id: d7c3512a33 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 架印�靴気�» やっぱり癖は抜けませんよね。私自身も長年茶道をやっていて、とある人に拭く癖を指摘されたことを参考にこの事件を作りました。 (2019年10月12日 18時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 高校生の時、茶道部に入っていた為か、出されたお茶碗の縁を指で拭く癖が私もついていて、ついついやってしまいます。 (2019年10月12日 16時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけてすごく嬉しいです！ (2019年10月4日 8時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おひたし | 作成日時：2019年8月20日 16時
