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うっわあ、気まずい。
この際ヌナでもいいからトイレから早く戻ってきてくれないかな。色んな意味で僕達三人だけで居ると空気が死にそうなんだけど。
Aに引き続きヌナもトイレに行くもんだから、僕とベッキョンとチャニョルだけでテーブルを囲む。多分だけど、この三人のうちで一番今の僕達の複雑な関係を把握してるのは僕だと思うし、本当に気まずい。
いや、なんで僕がこんな事思わなくちゃいけないんだよって感じだけど。
「･･･あー、チャニョル、お前本当に足うるさいよ〜」
「え？大丈夫ジョンデに対してじゃねえから」
「そこはなんでもいいんだけど止めてよ」
「ジョンデ、この人話通じねえと思うから気にしない方がいいぜ」
「は？やだなあ、ベッキョンさんよりは話通じますよ」
「･･････人の彼女連れ回してるやつが何言ってんすか」
うわ、申し訳ないけどチャニョルの肩持つわ。お前僕が知ってないと思ってるからそういう事言えるんだろうけど、僕の彼女を連れ回してるのは何処のどいつだよ。あー、笑える。
チャニョルもベッキョンが浮気してるのは知ってるだろうからベッキョンのこの発言に顎が外れそうなほど口を開けて呆れ顔。
それにしても、A遅いなあ。どうしたんだろう。ヌナよりも前にトイレに行ったはずの彼女がもう数分も経ってるのに戻ってこない、ヌナもだけど。
何も無いといいんだけど。
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『はい、ジョンデ』
『ジョンデ何も食べてないじゃん』
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そう言って平然と僕の前にお皿を差し出してきたA。多分、ヌナがずっとベッキョンの話をするから、僕の心境を気遣ってくれたんだと思う。
そんな彼女の行動に少し口角が上がってしまったのはしょうがないでしょ。
この前に抱き締められた時もそうだった。嫌悪感なんて全くなくて、むしろそのAの行動の温かさに寧ろ泣きそうになった。
最初はただ手を組んで上手く利用出来たら、なんて思ってあんな言い方をしたけど、
『ジョンデ』
そんな必要はなかった、あの時僕を抱き締めながら僕の名前を呼ぶAの声は酷く優しくて、すがってしまいたくなるほどだった。
あーあ、ベッキョンのやつも馬鹿だよなあ。
ベッキョンとチャニョルはまだ何か言い合ってる中、ヒールの音が後ろから聞こえてくる。
でも、そこにはヌナの姿しかなくて。
「Aは？」
その問いかけにヌナは顔を歪める。どこか嫌な予感がした。
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りん(プロフ) - 百川さん出来れば、消さないで欲しいです。思い出の物とその時の気持ちを捨てるって難しいですね… (2020年2月6日 20時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 仕方ないです。少なくとも、時間がかかりますね。アイドルが結婚これは、永遠の課題。 (2020年1月19日 20時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
かおる(プロフ) - すごく分かります！またお会いできることを願っております！ (2020年1月18日 23時) (レス) id: a54c710a34 (このIDを非表示/違反報告)
志乃(プロフ) - 来年の更新楽しみにしてます！ (2019年11月7日 1時) (レス) id: b8cc8aaaa6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - こんにちは。 来年まで楽しみにしています！ (2019年11月6日 8時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百川 | 作成日時：2019年4月14日 0時
