検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:9,274 hit

3 壱馬side ページ3

壱馬side





「いい加減起きないと、学校遅刻すんで〜。今日から高2やろ〜」



『…』





ほぼ目の開いていないAの手が伸びてきて



頭にぽんって置かれた





「?なに。早く起きて」



『…ふふ』





今度は2回ぽんぽんってされた





「……」





あぁ、これあれや。アラーム扱いされてるわ





「俺目覚まし時計ちゃうねんけど?」





肩を揺すりながらそういうと、布団の中でクスクスわらうA





『スヌーズの間隔狭いな』



「も〜起きてるんやったら早く着替えて。始業式行くで」





なんだかんだ俺が甘やかすから朝ごはん食べる時間もなくて





「パン落とすなよ」



『ふぁい』





おばさんから受け取ったトーストをAの口に突っ込んで自転車の後ろに乗せて走り出す




こんな日常がずっと続くと思ってた




ずっと続いて欲しいから、自分の気持ちは誰にも明かさない気でいたのに






今思えば、何で早く俺だけのものにしてなかったんやろって後悔しかない

4→←2 壱馬side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
200人がお気に入り
設定タグ:川村壱馬 , 吉野北人 , THERAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なぎさ(プロフ) - お話し読みました続きが気になりました頑張ってください (2022年12月8日 13時) (レス) @page9 id: 090abd2e63 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雨夏 | 作成日時:2022年11月22日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。